自動車保険を解約、切り替える際の4つの注意点

2018年6月2日

自動車を売却した、乗らなくなった等で自動車保険を解約する際に注意した方が良いことがあります。

それは、どのような特約を自動車保険に付加(セット)しているかを確認することです。自動車保険を解約した際には、特約も一緒に解約することになります。特約だけを残すことは出来ません

また、自動車保険の保険料を複数社で比較し、保険料の安い保険会社に自動車保険契約を乗り換える際にも、切り替え前の契約にどのような特約がセットされていたかを確認することが重要です。

今回は、自動車保険を解約、切り替える際に確認すべき特約とポイントについてご紹介します。



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1.主契約と特約

まずご理解頂きたいことが、保険は主契約と特約で構成されています。

主契約とは、損害保険や生命保険の主体となる補償(保障)部分です。主契約のみで契約することが可能です。

特約とは、主契約に補償(保障)を追加するオプション的な部分です。主契約に複数の特約を付加(セット)し、補償(補償)を充実させることが可能です。但し、特約のみで契約することはできません。

また、特約のみを解約し、主契約だけを残すということは可能ですが、その逆の主契約を解約し、特約のみを残すということはできません。

自動車保険でいうと下記のような特約がありますが、自動車保険を解約する際には、下記のような特約のみを残すということはできず、特約についても解約することになります。

〇個人賠償責任特約
〇ファミリーバイク特約
〇弁護士費用特約 etc

解約以外にも特約が消滅する事例を下記記事でご紹介していますので、ご参照ください。
特約が消滅する3つのパターン


 

 

2.個人賠償責任補償特約

自転車事故で高額賠償事例が出ている関係で、自動車保険に個人賠償責任補償特約をセットしている方は多いと思います。個人賠償責任特約はその名の通り特約なので、自動車保険を解約すると当特約も解約となります。個人賠償責任補償特約のみ残をすことはできません。

しかし、自動車保険を解約しても個人賠償責任保険が不要になる訳ではないので、改めて個人賠償責任保険に加入する必要があります。

個人賠償責任保険は、殆どの保険会社で単独での販売が停止になっていますが、傷害保険や火災保険等の他の保険に特約としてセットすることが出来ます。

また、個人賠償責任保険と傷害保険がセットになった自転車保険が、au損保等で販売されています。

自転車保険の詳細については、下記記事もご参照ください。
自転車の事故で注目の個人賠償責任保険
自転車保険はTSマーク付帯保険で大丈夫?


 

 

3.ファミリーバイク特約

原付等に乗っていてファミリーバイク特約を付加している場合も注意が必要です。

自動車に乗らなくなっても125cc以下のバイク(原付)には乗る場合は、自動車保険解約時にファミリーバイク特約も解約となるので、自動車保険(バイク保険)に改めて加入する必要があります。

ファミリーバイク特約の詳細については、下記記事もご参照ください。
ファミリーバイク特約を検討する際に確認すべき9つのポイント


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4.切り替え時も注意が必要

上記の特約は解約時だけでなく、保険料の見直し等で保険会社を変える場合にも注意が必要です。

自動車保険の保険料を比較して、保険料が安い保険会社に変える場合、自動車保険にどのような特約が付加されているかを確認し、新しい契約でも必要な特約の付加漏れがないかを確認することが重要です。

また、特約の補償内容も保険会社によって異なる場合がありますので、契約の切り替え前後の保険会社で特約の補償内容に違いがないかを確認する方がいいでしょう。


 

 

5.複数台の車を所有している場合

車を複数所有していたり、家族で2台以上車を所有してる場合も注意が必要です。

特約等の中には車一台に付加すれば、他の所有する車まで補償が及ぶものがあります。よって補償内容が同様の特約を複数の自動車保険契約にセットすると、補償が重複する場合があります。補償が重複すると、重複した部分の保険料がムダになる可能性があります。

例えば、2台の車(A車とB車)を所有していたとします。A車とB車の自動車保険契約両方に弁護士費用特約をセットすると、補償が重複します。A車1台に弁護士費用特約を付加しておけば、A車とB車の両方に補償が適用されます。

このような場合にA車を廃車して、A車の自動車保険を解約する場合には、弁護士費用特約も解約となってしまいます。

よって、B車の自動車保険契約に弁護士費用特約をセットし直す必要があります。

しかし、確認が漏れると、必要な時に弁護士費用特約が付加されていないとう状態になります。

補償の重複については、弁護士費用特約以外の重複事例も下記記事でご紹介していますので、ご参照ください。
補償が重複しやすい4つのパターン


 

 

6.自動車保険以外でも注意が必要

今回の記事では、自動車保険を例としてお話ししましたが、どのような保険でも解約する際には、その保険に付加されている特約が何か、主契約を解約した後も必要であるかを確認することをお勧めします。

主契約を解約すれば特約も解約になるのは、自動車保険に限った話ではなく、火災保険や傷害保険等も同じです。

生命保険を見直す際なども特約の内容を確認することが重要となります。


 

 

まとめ

代理店型の自動車保険を解約する場合には、代理店の担当者がセットしている特約について確認してくれる可能性があります。しかし、ダイレクト型の自動車保険の場合、契約者自身でどのような特約がセットされていて、解約後もその特約が必要かを確認する必要があります。

また、複数の車を所有していたり、ご家族で複数の自動車保険契約がある場合、自転車保険で話題になっている個人賠償責任補償特約等は、補償の重複を避けるため、複数台のうちの1台のみにセットされていると思います。

その車を廃車等し、自動車保険を解約する際には他の自動車保険に特約をセットし直す必要があります。複数の車を所有している場合には、セットされている特約について特に注意が必要です。



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最終更新日:2017年9月16日
No.14

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