更新型と全期型はどちらがお得?

2017年12月30日

「定期保険は、「更新型」と「全期型」のどちらに加入した方がいいですか?」というご質問を頂くことがあります。

そもそも「更新型」と「全期型」とでは何が違うのでしょうか?そして、「更新型」と「全期型」のどちらに加入した方がいいのでしょうか?

定期保険の「更新型」と「全期型」の特徴と活用方法について解説します。



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1.定期保険とは?

定期保険とは、契約により定められた一定期間を保障する保険です。原則として、掛け捨ての保険で、満期金はありません。また、保険期間中の解約返戻金も少しありますが、保険期間満了時にはゼロになり、貯蓄性はありません(保険期間中の解約返戻金が全くない無解約返戻金型の商品もあります)。同じ保障額であれば、貯蓄性のある終身保険、養老保険と比べ、保険料が一番安くなります。

保険期間は下記の通り、「年満了」と「歳満了」の2通りの決め方があります。


1)年満了

年満了は10年、20年、30年という年数を保険期間とするタイプです。


2)歳満了

歳満了は60歳、65歳などの特定の年齢までを保険期間とするタイプです。

 

 

 

2.更新型とは?

定期保険には上記の通り、保険契約が満了する満期がありますが、契約当初に設定した10年、15年等の期間が満了すると、一定年齢(80歳など)まで契約が自動更新されるタイプの商品を「更新型」といいます。

更新する際に医師の診査や告知の必要はなく、被保険者の健康状態にかかわらず、原則として、更新前と同一の保障内容・保険金額・保険期間で保険契約が自動的に更新されます。

ただし、更新後の契約の保険料は、更新時の被保険者年齢および保険料率により計算されます。したがって、更新後の保険料は通常、更新前よりも高くなります。

一般的には、比較的短期間の10年や15年を保険期間とする「年満了」の定期保険が更新型にあたります。
定期保険の自動更新とは?


 

 

 

3.全期型とは?

あらかじめ30歳から60歳までの30年等の長期の全期間を保険期間とするタイプの商品を「全期型」といいます。保険料は全保険期間を通して一定で、変わることはありません。

一般的には、30歳から60歳までを保険期間とする60歳満了等の「歳満了」の定期保険が全期型にあたります。


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4.保険料の違いは?

「更新型」と「全期型」の保険料の違いをある保険会社の定期保険でご紹介します。

【試算条件】
商品:無解約返戻金型平準定期保険
被保険者:男性(30歳)
保険金額:3,000万円


 

1)更新型

30歳から保険期間10年の契約を60歳まで更新していった場合の試算例は以下の通りです。

保険期間:10年

○30歳~10年間
月額保険料:4,800円
10年間の払込保険料:576,000円

○40歳~10年間
月額保険料:8,100円
10年間の払込保険料:972,000円

○50歳~10年間
月額保険料:16,770円
10年間の払込保険料:2,012,400円

○総払込保険料:3,560,400円


2)全期型

30歳から60歳まで全期型の定期保険に加入した場合の試算例は以下の通りです。

保険期間:60歳満了

○30歳~30年間
月額保険料:7,950円

○総払込保険料:2,862,000円

上記試算例の通り、同期間保険に加入したと仮定すると、加入当初の月額保険料は全期型の方が更新型よりも高くなります。しかし、10年後には、全期型の月額保険料の方が安くなり、支払う保険料の総額についても全期型の方が安くなります。


 

 

 

5.「更新型」と「全期型」の活用方法

さて、冒頭の「更新型と全期型ではどちらに加入した方がいいか?」というご質問に対してですが、どちらがいいかはその方の状況によって異なるということになります。

どんな場合でも、必ずどちらかに加入した方が得ということはありません。更新型、全期型のどちらにもメリット、デメリットがあります。

例えば、更新型の場合には、将来見直しを前提に加入する。将来的に保障が不要になる可能性があり、短期間に大きな保障額が必要な場合には有効です。更新時に保険金額を減額したり、更新しないという選択が可能です。

全期型は、60歳までは、絶対に2,000万円の保障が必要というような場合に有効です。ある年齢まで決まった保障額が必要な場合は、更新して継続するよりも全期型の方が払込保険料総額が安くなる可能性があります。

更新型と全期型の特徴をご理解頂き、ご自分の状況にあった商品を選択して頂ければと思います。


 

 

 

まとめ

更新型の保険は悪だと勘違いされている方がいらっしゃいますが、どんな場合でも更新型の保険が悪いというわけではありません。契約する方のニーズに合っていない保険に加入していることが悪であって、商品自体に善悪はありません。

本当のニーズを反映した保険商品を選択するには、プロに相談するのが一番の方法です。下記ページからプロであるFP(ファイナンシャル・プランナー)に無料で相談が可能です。
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最終更新日:2017年5月14日
No.228

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