定期保険の自動更新とは?

2017年12月29日

「加入している生命保険が更新され、保険料が高くなるが、どうしたらいいか?」というご相談を頂くことがあります。

そもそも生命保険の更新とはどのような制度なのでしょうか?なぜ更新すると保険料が高くなるのでしょうか?

今回は定期保険の自動更新について解説します。自動更新の仕組みを知って頂き、保険見直しのヒントにして頂ければと思います。



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1.自動更新とは?

定期保険には保険契約が満了する満期があります。また、定期保険には、「更新型」と「全期型」の商品があり、「全期型」の定期保険の場合、満期とともに保障は消滅します。
更新型と全期型はどちらがお得?

一方、更新タイプの定期保険であれば、満期時に被保険者の健康状態にかかわらず、原則として、更新前と同一の保障内容・保険金額・保険期間で保険契約が自動的に更新されます。

これを「自動更新」といいます。80歳等の所定の年齢まで自動更新が可能です。

自動更新を希望しない場合には、保険契約者から保険会社に対して、保険期間満了日の2週間前(保険会社によって期間が異なる場合があります)までに契約を継続しない旨の申出が必要になります。

通常は、保険会社から「自動更新のお知らせ」が郵送等で送付されます。その送付物の中の返信用書類で更新しない旨を申し出る形式になります。

自動更新を希望される場合、手続きは不要です。

また、自動更新は生命保険だけの制度ではありません。保険期間が終身ではない(10年定期等)医療保険やがん保険も満期になれば自動更新され通常、更新前と比べて保険料が高くなりますので、ご注意ください。ご契約の医療保険やがん保険の保険期間(保障期間)にも注意が必要です。


 

 

 

2.自動更新のメリット

自動更新のメリットは、被保険者の健康状態に関係なく、契約を継続(更新)できる点です。通常、自動更新の際には、告知書の提出や医師による診査が不要です。

仮に自動更新ではない契約の場合、契約が満期(終了)となり、新たに契約する際には医師の診査や告知が必要となりますので、健康状態によっては、新しい契約が引き受けてもらえない可能性もあります。


 

 

 

3.自動更新のデメリット

自動更新のデメリットは、更新の度に保険料が高くなる点です。

更新後の契約の保険料は、更新時の被保険者年齢および保険料率により計算されます。したがって、更新後の保険料は通常、更新前よりも高くなります。

付帯(セット)されている特約も更新され、保険料が上がる可能性がある点にご注意ください。


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4.更新時に保険料はどれくらい高くなる?

「更新型」の契約は、更新の度に保険料が高くなるとご説明しましたが、どの程度、保険料が上がっていくのかをある保険会社の定期保険の例でご紹介します。

【試算条件】
商品:無解約返戻金型平準定期保険
被保険者:30歳男性
保険金額:3,000万円
保険期間:10年
特約:保険料払込免除特約

30歳からの10年間
月額保険料:5,059円
(内特約保険料:259円)

40歳からの10年間
月額保険料:9,153円
(内特約保険料:1,053円)

50歳からの10年間
月額保険料:20,241円
(内特約保険料:3,471円)

60歳からの10年間
月額保険料:42,552円
(内特約保険料:5,742円)

30歳からの10年間の月額保険料と比べて60歳からの10年間の月額保険料は約8倍になります。また、保険料払込免除特約の保険料も更新の度に高くなっていくことが分かります。

保険料の推移だけを見ると、更新のある定期保険は良くない契約だと思ってしまいますが、活用方法を間違わなければ、非常に有用な商品です。


 

 

 

5.見直しが必須

自動更新の度に保険料が高くなる10年定期等の契約は悪者扱いされることがありますが、決して更新制度が悪いわけではありません。

例えば、保険期間10年の定期保険であれば、保険期間が長期の終身保険等の契約に比べて非常に安い保険料で大きな保障が準備できます。

【契約例】
商品:定期保険(10年)
保険金額:3,000万円
被保険者:35歳(男性)
保険料:6,390円

商品:終身保険
保険金額:3,000万円
被保険者:35歳(男性)
保険料:52,050円

短い期間だけ大きな保障が欲しいというような場合には、安い保険料で大きな保障が準備できる10年定期は有効です。上記試算例で確認できる通り、同じ保障内容でも終身保険に比べて10年定期の保険料は約8分の1で加入可能です。

また、将来の状況が未確定で、10年後には同じ保障は不要になる可能性がある場合等は、10年定期のような安い保険料で保障を準備し、状況が変わり次第、保険金額(保障額)を減らすなどの見直しを行うことが可能になります。

つまり、自動更新が悪いのではなく、商品の特性を理解していないことや、見直しをせず、契約を放置することが悪いといえます。


 

 

 

まとめ

「自動更新のお知らせ」が来てから見直しのご相談をされる方がいますが、それでは遅い場合があります。例えば、自動更新のお知らせ到着時には健康状態が悪くなっていて、他の保険商品に加入することができないので、現在の契約を更新するしかないというような可能性もあります。生命保険は定期的な見直しが必要です。

下記の無料相談等を活用し、定期的な生命保険の見直しをして頂ければと思います。
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最終更新日:2017年8月11日
No.216

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