保険に加入できない!?(最低保険料とは?)

2018年2月9日

保険に加入する際の保険料は安いに越したことはありませんが、安すぎると契約できない可能性があることをご存知でしょうか?

実は最低保険料という考え方があり、その額を下回る契約はできません。今回は最低保険料についてご紹介します。


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1.最低保険料とは?

保険会社が保険契約の手続きを行う際には証券の発行等の事務コストが掛かります。手続き時にかかる必要最低限度の経費を賄うために設定されているのが最低保険料です。

保険会社や商品によって最低保険料は異なります。保険料が低くなることが想定される保険商品について最低値として最低保険料が定められていて、最低保険料を下回る契約はできません。

なお、最低保険料は新規契約時だけでなく、保険金額を減額した際にも適用されます。つまり、保険金額減額後の保険料が最低保険料を下回る場合には、減額手続きができないことになります。

 

 

 

2.実際の事例

実際の最低保険料の規定はどのようになっているのでしょうか。オリックス生命の商品の事例をご紹介します。

 

1)死亡保険ファインセーブの場合

最低保険料は2,500円(口座振替の場合)です。
※ただし、複数契約により同一口座からの保険料の払込みが毎回合計で2,500円以上となる場合はこの限りではありません。

2)医療保険キュアの場合

主契約の入院給付金日額が5,000円未満となる契約の場合、1回の保険料が2,500円に満たない場合、年払・半年払での契約となります。

ただし、複数契約により同一口座からの保険料の払込みが毎回合計2,500円以上となる場合はこの限りではありません。

上記のように最低保険料の規定は商品によって異なります。オリックス生命の場合、同じ定期保険でもファインセーブには最低保険料という考え方があり、ブリッジにはないようです。

ブリッジはインターネット申込専用商品で代理店手数料等のコストが低いため、最低保険料がないと思われます。

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3.損害保険にも最低保険料規定はある?

生命保険や医療保険を例として最低保険料をご説明しましたが、自動車保険や火災保険、賠償責任保険等の損害保険にも最低保険料という考え方があります。

会社や商品によって異なりますが、1,000円や5,000円といった最低保険料が設定されていて、この額を下回る契約はできません。

例えば、ある保険会社の自動車保険の最低保険料は、保険期間、払込方法によって下表のように規定されています。
保険期間 払込方法 最低保険料
短期 一時払 1,000円
分割払 (分割保険料×分割回数)1,000円
1年 一時払 1,000円
分割払 年額:1,000円 月額:90円
長期 一時払 1,000円
年払 年額1,000円
月払 年額:1,000円 月額:90円
 

 

 

4.最低保険料を下回る場合はどうする?

さて、最低保険料を下回る場合は、どうしたらいいでしょうか?

 

1)半年払いか年払いにする

月払いで最低保険料を下回っている場合は、支払い方法を半年払い、年払いにすることにより最低保険料をクリアーできる可能性があります。


2)保険金額等を上げる

保険金額や給付金を上げ、保険料を上げることにより最低保険料をクリアーする方法もあります。


3)特約等の付加

特約等を付加して保険料を上げる方法もあります。

保険金額等を上げたり、特約等を付加する方法は不要な保障(補償)を追加することになる可能性がありますので、払込方法を月払から年払等に変更する方法が一番現実的でしょう。
 

 

 

まとめ

生命保険や医療保険などを契約する際に最低保険料を下回っているので、保障内容を上げましょうと営業マンに提案されることがあるかもしれませんが、ムダな保障を追加する必要はない可能性があります。

上記の通り、「月払い」の契約を「半年払い」や「年払い」に変更することで、最低保険料の規定をクリアできる場合があります。

なお、「月払い」よりも「半年払い」や「年払い」など、まとめて保険料を払い込む方法を選択するほど、保険会社は保険料の払い込みにかかる経費などを節約できるため保険料は割安になります。
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最終更新日:2018年2月9日
No.173

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