がん保険の診断給付金(一時金)とは?何度でも受け取れる?

2019年4月24日

がん保険の診断給付金(一時金)はがんと診断されると100万円程度のまとまった金額の一時金が支払われる保障ですが、その支払条件や税金がかかるのか等について意外と勘違いが多いポイントがあります。

今回は、診断給付金について押さえておくべきポイントについて解説します。

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1.がん診断給付金(一時金)とは?

がん診断給付金(一時金)とは、がん保険の保障の1つで、医師にがんと診断されると100万円など、まとまった金額の一時金が受け取れる保障です。保険会社によっては、がん診断給付金の受け取りに「がんの治療を目的として入院したこと」という条件がある場合があります。

一般的には、がん診断給付金(一時金)の額は、入院給付金の100倍に設定されています。例えば、入院給付金が1万円であれば、がん診断給付金(一時金)は100万円となります。

がん診断給付金(一時金)の使い道は自由で、治療費に使っても、生活費の補填として使っても全く問題はありません。

なお、保険会社によっては、がん診断給付金をがん診断保険金やがん診断一時金と呼んでいる場合があります。

また、入院給付金や通院給付金などを付けず、診断給付金(一時金)のみの保障を選択できるがん保険もあります。
診断給付金(一時金)のみのがん保険はアリか?

 

 

 

2.がん診断給付金(一時金)は何度でも受け取れる?

がん保険の診断給付金(一時金)は何回受け取れるかご存知でしょうか?

再発や転移等で複数回がんと診断されれば、がん診断給付金も複数回、何度でも受け取れる商品と、複数回がんと診断されてもがん診断給付金を受け取れるのは、最初に診断された1回限りという商品があります。

例えば、ライフネット生命のがん保険「ダブルエール」のがん診断一時金、上皮内新生物診断一時金の支払いは保険期間を通じて1回限りです。

ちなみに各部位のがんの再発率は以下の通りです。

  • 胃がん再発率:約19%(Ⅱ期術後3年以内の再発率)
  • 子宮頸がん再発率:約15%(Ⅱ期術後3年以内の再発率)
  • 大腸がん再発率:約8%(Ⅱ期術後3年以内の再発率)
  • 乳がん再発率:約30%(術後10年以内の再発率)

出典:新日本保険新聞社「2015年版 こんなにかかる医療費」

がん診断給付金が複数回、何度でも受け取れるかどうかは、今後、非常に重要になってくるでしょう。

以前は、がんといえば不治の病というイメージがありましたが、現在では、がんも治る(治す)病気になっています。がんの検診率が上がり、早期のがんが発見されるようになれば、がんと複数回診断される方も増えてくるのではないでしょうか?

がん診断給付金を複数回受け取れる主な商品は以下の通りです。がん診断給付金を複数回受け取れるがん保険が主流になってきています。

  • がんベスト・ゴールドα(AIG富士生命)
  • 勇気のお守り(損保ジャパン日本興亜ひまわり生命)
  • 新ガン保険α(三井住友あいおい生命)
  • がん治療支援保険NEO(東京海上日動あんしん生命)

 

 

 

3.がん診断給付金(一時金)を複数回受け取れる条件

実は、がん診断給付金(一時金)を複数回受け取れる商品でも無条件に何度でも支払われるわけではありません。2回目以降の診断給付金の受け取りには主に下記のような条件があります。

  • 前回の診断給付金を受け取ってから2年以上経過後に「がん」と診断確定されていること(保険会社によっては、診断されたがんの治療目的で入院している場合という条件あり)
  • 前回がんと診断されてから治癒せず、2年が経過した時点でも引き続き治療中だった場合(保険会社によっては、診断されたがんの治療目的で入院している場合という条件あり)
  • 前回がんと診断されてから2年を経過する前に新たにがんと診断された場合で、2年を経過しても治療を継続している場合

どの条件でも、前回のがん診断時から2年が経過していないと、2回目以降の診断給付金を受け取ることは出来ません。

がん診断給付金(一時金)を複数回受け取れるがん保険でも、どのような条件で複数回受け取れるかは、加入の際に確認しておくことが重要です。

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4.がん診断給付金(一時金)は上皮内がんも保障される?

診断給付金はがんと診断されれば必ず満額受け取れるわけではなく、悪性新生物か上皮内がん(上皮内新生物)かで給付額が異なる商品があります(上皮内新生物とは、一般に浸潤もなく転移の可能性のないがんのことです)。

仮に上皮内がんと診断された場合は、アフラックのがん保険であれば、診断給付金額の10%が支払われることになります。つまり、診断給付金が100万円であれば、上皮内新生物の場合、保険金額の10%なので、10万円ということになります。
上皮内がんと悪性新生物とで、がん保険の保障が異なる!?

 

 

 

5.上皮内がんも100%保障されるがん保険

上記の通り、商品によっては上皮内がんの場合、診断給付金が100%支払われないのですが、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命のように悪性新生物と同様に上皮内がんの場合の場合も診断給付金を満額給付する保険会社があります。

最近では多くの商品で上皮内がんも悪性新生物と同額の保障となっています。上皮内がんでも悪性新生物と同額の診断給付金を支払う主な商品は以下の通りです。

  • 勇気のお守り(損保ジャパン日本興亜ひまわり生命)
  • 新ガン保険α(三井住友あいおい生命)
  • がん治療支援保険NEO(東京海上日動あんしん生命)

「がん治療支援保険NEO」については、上皮内がんに対しての診断給付金は保険期間を通じて1回限りの支払いです。

 

 

 

6.がん診断給付金に税金は課税される?確定申告は必要?

診断給付金は100万円程度の大きな額を受け取れる保障ですが、税金は課税されるのでしょうか?

実は、がん診断給付金(一時金)を受け取っても税金がかかることはありません。個人が受け取る身体の傷害に基因して支払われる給付金等は、所得税法上、金額にかかわらず非課税で、確定申告は不要です(所得税法施行令第30条第1号)。
税金が非課税(課税されない)の保険金・給付金

なお、がん保険から給付される入院保険金や通院給付金なども全て非課税で受け取れます

 

 

 

まとめ

がん診断給付金は一時金で100万円程度の大きな額を非課税で受け取ることができ、治療費以外にも収入の減少等の補填にも活用できる必要性の高い保障です。

実際にがんになり、あてにしていた診断給付金が受け取れないということがないようにご加入のがん保険の保障内容をご確認頂ければと思います。

がん保険の保障内容について、今の契約内容で問題が無いか不安で、プロ(FP)に相談したいという場合には、『生命保険無料相談』をご活用ください。

最終更新日:2019年4月24日
No188

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