ニュージーランド・ホワイト島の火山が噴火|火山の噴火は海外旅行保険で補償される?

日本時間9日午前10時すぎ、人気観光地であるニュージーランド北部のホワイト島の火山が噴火しました。

亡くなった方やけが人、また、行方不明になっている方も出ているようです。

観光で火山を観るツアーなどもありますが、その際に火山が噴火し、ケガなどをした場合、海外旅行保険で保障されるのでしょうか?

今回は、ニュージーランド・ホワイト島の火山噴火の状況や、火山が噴火してケガなどをした場合の海外旅行保険の補償について解説します。

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1.ニュージーランド・ホワイト島で火山が噴火

日本時間9日午前10時すぎ、ニュージーランド北部のホワイト島の火山が噴火し、これまでに死者5人、少なくとも23人がけがをしています。また、現地メディアなどによると、25人以上が行方不明になっているとのことです。

無人島のホワイト島は人気の観光スポットになっていて、火山の噴火当時、ホワイト島や周辺には50人以上の観光客がいたようです。

 

ホワイト島の火山が噴火した時の映像です。

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2.ホワイト島とは?

今回、火山の噴火が発生したニュージーランドのホワイト島とは、どのような場所なのでしょうか?

ホワイト島(ファカアリ)は、典型的な活火山の島で、1826年以降に35回小~中規模の噴火を繰り返しているようです。

ホワイト島は、火山の活動レベルが5段階のうち、常に警戒度1~2の状態にあり、噴火時には、警戒度レベルが「2」から2番目に高い「4」に引き上げられました。

下記の紹介文を読む限り、完全に安全な観光地とは思えません。

ホワイト島(ファカアリ)は典型的な活火山の島です。最高で800度になる高温の有毒ガスが不気味な音をたてて噴気孔からふき出す様子は、島が呼吸しているかのようです。ファカタネ沖にあるこの島は1826年以降に35回、小〜中規模の噴火を繰り返しています。島のマオリ名「テ・プイア・オ・ファカアリ」は、ドラマチックな火山という意味です。

直径約2kmの円に近い形をした島は最も高い場所で標高321mあります。しかしながら、人の目に見える部分は巨大な海中火山の頂上だけです。巨大なクレーターに阻まれて海水は入ってきませんが、最も大きな噴気孔は海面よりも低い位置にあります。

ニュージーランドの火山の活動レベルは5段階で識別されていますが、島はたいてい警戒度1〜2の状態にあります。2000年の3月、中心の火口部に 小さめの噴気孔が3つ出現した時は、細かい火山灰が噴き上げられて島全体を覆いました。その後同年にあった別の噴火では、泥とスコリアが島を包み、新しい 火口ができました。通常、島の火山活動は噴気孔から蒸気が上がったり泥が沸いたりしている程度です。

ホワイト島は私有地ですが、景観保護 区にもなっています。ボートかヘリコプターでアクセスするツアーは、ファカタネ、ロトルア、タウランガから発着しています。ガイドが用意しているヘルメッ トとガスマスクを着用し、徒歩で巨大なクレーターに近づいて、貴重な体験をすることができます。

(出典:ホワイト島(ファカアリ) – 観光ハイライトとアクティビティ

 

ニュージーランド・ホワイト島の地図

ホワイト島(ファカアリ)は、ニュージーランドの北島の東海岸から48 kmのベイ・オブ・プレンティに位置しています。ベイ・オブ・プレンティ地方のどの町からもアクセスできます。

Googleマップで拡大したホワイト島の航空写真はこちらです。

 

ホワイト島は人気の観光地

ホワイト島は人気の観光地で、ヘリコプターでアクセスするツアーがあり、ヘルメットとガスマスクを着用し、徒歩で巨大なクレーターに近づくことがでたようです。

 

 

 

3.火山の噴火でのケガは海外旅行保険で補償される?

海外旅行に行く際には、海外旅行保険に加入する方が多いと思います。また、所有しているクレジットカードに海外旅行保険が付いている場合もあります。

旅行中に、今回のホワイト島の火山のように噴火が発生し、ケガをした場合、海外旅行保険で保障されるのでしょうか?

実は、海外保険保険は、地震、噴火またはこれらによる津波などの天災も補償対象となります。

補償対象となるのは以下の補償です。

  • 治療費用
  • 傷害死亡
  • 後遺傷害
  • 疾病死亡
  • 賠償責任
  • 携行品損害
  • 救援者費用

ただし、「航空機遅延費用等補償特約」「航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約」の2特約については、地震、噴火またはこれらによる津波などによる損害は補償対象外となるので、注意が必要です

また、国内旅行傷害保険は、海外旅行保険と異なり、地震、噴火またはこれらによる津波を原因とするケガは補償対象にはなりません。
火山の噴火による損害は保険で補償(保障)されるのか?

 

 

火山の噴火で空港が閉鎖された場合、海外旅行保険はどうなる?

火山の噴火が起きると、空港が閉鎖されるなどして、日本に帰れない場合、海外旅行保険はどうなるのでしょうか?保険期間が切れてしまって補償はなくなってしまうのでしょうか?

実は、空港が閉鎖されるなどして日本に帰国できない間に保険期間が終了してしまう場合、自動的に保険期間を延長する措置が取られます。

具体的には、空港が再開されて、振替便で日本に帰国できるまで、保険期間が自動的に延長され、補償が続きます。保険期間の延長に伴う手続きや追加の保険料は不要です。

実際に2010年にアイスランドの火山噴火時のニッセイ同和の措置は、下記PDFファイルの通りです。
参考:アイスランドにおける火山噴火による海外旅行保険(ニッセイ同和損保)

 

 

まとめ

海外旅行はどのような危険が待っているか分かりません。

海外旅行保険は、ケガだけではなく、病気で治療を受けた場合や、家族が海外に駆け付ける費用なども補償されます。

海外でケガの治療などを受けると、1,000万円を超える治療費を請求される事例もありますので、海外旅行に加入することをおすすめします。
海外旅行保険は必要か?|おすすめの補償内容とは?

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