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バイク保険

スマホやタブレットが補償されるバイク保険の携行品特約とは?

手荷物の損害は車両保険では補償されない!?』で自動車内での手荷物(日用品)の損害は車両保険では補償されず、車内携行品特約を付帯(セット)する必要があることをご紹介しました。

多くの保険会社では携行品特約を付帯(セット)できるのは自家用8車種等に限定しているのですが、チューリッヒのバイク保険は二輪車に携行品補償特約が付帯できます。

バイク保険に携行品特約をセットすることにより、どのような身の回り品(日用品)が補償されるのでしょうか?また、特約保険料はどの程度でしょうか?

今回はバイク保険に付帯(セット)できる携行品特約について解説します。

1.携行品特約とは?

携行品特約とは、偶然の事故により、外出中に携行している身の回り品(日用品)に生じた損害を補償する特約です

例えば、カメラを外出中に誤って落としてしまった場合、落としてしまったカメラの修理費が携行品特約で補償されます。

携行品特約を身の回り品補償特約と呼んでいる保険会社もあります。
火災保険に携行品特約を付けるメリットは?

 

 

 

2.バイク保険の携行品特約

チューリッヒのバイク保険の「携行品特約(正式名称:携行品補償特約)」は、バイクに搭乗中の損害に限定されません。外出中の偶然の事故による携行している身の回り品(日用品)の損害を補償する特約です。

上記の通り、バイクの搭乗中に補償が限定されないのは利点ですが、自宅の敷地内で起きた事故は補償対象外となりますので、ご注意ください。

また、携行品の置き忘れや紛失、地震、噴火、津波、台風、洪水、高潮によって生じた損害等についても補償されません

 

 

 

3.携行品特約でスマホやタブレットは補償される?

多くの保険会社の携行品特約はノートパソン、携帯電話(スマートフォン)、タブレットが補償対象外ですが、チューリッヒの携行品特約はノートパソコン、スマホ、タブレットが補償対象となります。

落とすなどして壊れる可能性が高いノートパソコン、スマホ(携帯電話)、タブレットが補償されるので、追加(セット)する意味のある特約といえるかもしれません。

 

 

 

4.携行品特約で補償対象外となる身の回り品

逆に補償対象外となる身の回り品は、現金、動物、植物、宝石、美術品、骨董等です。

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5.携行品特約で盗難は補償されるか?

携行品特約で身の回り品(日用品)の盗難も補償されます。しかし、携行品(身の回り品)の置き忘れまたは紛失(置き忘れまたは紛失後の盗難を含む)は補償されませんので、注意が必要です。

例えば、公園のベンチにノートパソコンを置き忘れていて、気づいたら無くなっていたというような場合は、携行品特約では補償されません。

 

 

 

6.携行品特約の補償額(保険金額)の上限は?

携行品特約の補償の上限額ですが、5万円と10万円の2パターンから選択でます。

スマホの場合、保険金額が10万円あれば、機種によっては少し足りないですが、ほぼ十分だと思います。ノートパソコンについては、機種にもよりますが、10万円では足りない可能性もあります。

 

 

 

7.携行品特約の保険料は?

携行品特約の保険料はどのくらいでしょうか?下記条件で試算してみました。

【試算条件】
免許色:ブルー
自動車:自家用二輪自動車(250cc超)
使用目的:日常・レジャー
等級:14等級
事故有係数適用期間:0年
対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
搭乗者傷害保険:500万円
年齢条件:30歳以上
記名被保険者年齢:30歳
被保険者居住地域:東京都
年間走行距離:3,000km超~5,000km以下

携行品特約:なし
年間保険料20,880円
※ネット割引き3,000円

携行品特約:5万円
年間保険料21,580円
※ネット割引き3,000円

携行品特約:10万円
年間保険料22,280円
※ネット割引き3,000円

特約の保険料は保険金額5万円で年間700円、保険金額10万円で年間1,400円です。

試算条件を変えて何パターンか見積りをしてみましたが、保険料は同額です。等級等の条件が変わっても携行品特約の保険料は変わりません。

 

 

 

まとめ


年間1,400円で10万円の補償があるのであれば検討に値するのではないでしょうか。携帯(スマホ)やタブレットなどが補償されるのが大きいといえるでしょう。

バイクの場合、車のように車上荒しはないと思います。しかし、バイクで転倒すれば、状況にもよりますが、携帯(スマホ)は壊れる可能性が高いと思います。

更にバイクに搭乗中に限らず補償されるという点も大きなポイントです。例えば、電車で移動中にスマホを落として壊した際の修理費も補償されます。ノートパソコンやタブレット等の高額な身の回り品を外出時に持ち歩くことが多い方には役に立つ特約といえるのではないでしょうか。

なお、盗難は補償対象になりますが、置き忘れや紛失、現金などは補償対象にならない点には、ご注意ください。

 

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最終更新日:2019年6月1日
No.177