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自動車保険

自動車保険の等級制度(ノンフリート等級別料率制度)

契約台数が9台以下の自動車保険はノンフリート契約(10台以上はフリート契約)と呼ばれています。多くの個人の方が契約されている自動車保険はノンフリート契約です。

ノンフリート契約では、「1~20等級の区分」、「無事故・事故有の区分」により保険料が割増・割引されるノンフリート等級別料率制度が採用されています。

自動車保険を理解する上でノンフリート等級別料率制度を確認しておくことは非常に重要ですので、今回解説したいと思います。どのようなルールで自動車保険の等級(割増引)が上がり下がりするのかを知って頂ければと思います。

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自動車保険

交通事故の過失割合は誰が決めるのか?

自動車事故を起こすと、過失割合という言葉が多く出てきます。過失割合は、自動車事故の際に賠償額を決める重要な要素です。

過失割合とは、簡単に説明すると事故が発生した際の当事者間の責任(不注意)の割合のことです。その過失割合は誰が決めるのでしょうか?また、いつ決まるのでしょうか?

今回は、事故を起こした際に知っておいて損はない過失割合について解説としたいと思います。

今回の記事を読めば、「過失割合は誰が決めるのか?」「過失割合はいつ決まるのか?」「過失割合が10対0になる事故例とは?」などについて理解することができます。

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社会保険 自動車保険

交通事故に健康保険や労災保険は使えない!?使うとデメリットがある?

交通事故でケガをした場合の治療には、公的医療保険である健康保険や労災保険(労働者災害補償保険制度)等の社会保険は使えないと勘違いされている方がいらっしゃいますが、そのようなことはありません。

交通事故の場合でも健康保険や労災保険を使うことが可能です(健康保険は、サラリーマンが加入している組合管掌、協会健保又は、自営業者等が加入する国民健康保険等、どの制度でも利用可能です)。

更に、健康保険や労災保険を使わない場合、交通事故の被害者の方にデメリットが発生する可能性があります。

今回は、交通事故の際に健康保険を使う場合の下記ポイントについて解説します。

  • 交通事故の際に健康保険が使える根拠とは?
  • 交通事故の際に病院で健康保険を使う場合の注意点
  • 交通事故の際に健康保険を使わない場合のデメリットとは?

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自動車保険

自動車保険の示談交渉サービスが受けられない4つのパターン

最近の自動車保険では当たり前に付いていると思われている『示談交渉サービス』ですが、実は『示談交渉サービス』を受けられない場合があることをご存知でしょうか?

今回解説する4事例の場合は、自動車保険にセットされている示談交渉サービスを受けることは出来ません。

但し、3つの事例については、自動車保険の契約内容に注意すれば、示談交渉が受けられないという事態を回避することができます。

今回は、示談交渉が受けられない4つのパターンとそれを回避する方法について解説します。参考にして頂き、「示談交渉サービスが受けられない!?」とならないようにして頂ければと思います。

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自動車保険

対物賠償責任保険を無制限にしない場合の3つの問題点

自動車保険の対人賠償責任保険(以下、対人賠償)、対物賠償責任保険(以下、対物賠償)の保険金額(補償額)は無制限が当たり前となっていますが、稀に対物賠償の保険金額(補償額)が無制限でない契約を見かけます。

例えば、下記のような契約内容です。
対人賠償:無制限
対物賠償1,000万円

保険料の節約で対物賠償の保険金額を1,000万円にしているのだと思いますが、この契約だと問題が発生する可能性があります。

今回は、対物賠償の保険金額を無制限にしない場合の3つの問題点をご紹介したいと思います。