家族に生命保険の契約内容を知らせるサービス(家族登録制度)

2018年11月11日

高齢の親が、どのような生命保険契約をしているのか把握されているでしょうか?生命保険契約が管理できていないと、万が一の際に請求漏れが発生する可能性があります。

日本生命(ニッセイ)は、2015(平成27)年10月1日より「ご契約情報家族連絡サービス」を開始しています。ニッセイの契約者の方には是非活用し、保険金請求漏れ防止等に役立てて頂きたいサービスなので、ご紹介します。

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1.サービスの概要

「ご契約情報家族連絡サービス」は高齢の契約者の契約情報を年に1回、家族に送付し共有することで、契約者との直接の連絡が困難な場合にも家族の協力を得て日本生命から必要な手続きを速やかに案内するサービスです。

 

 

 

2.主に70歳以上の個人契約者が対象

当サービスは主に70歳以上の個人の契約者を対象とする無料のサービスです(企業・団体向け商品、金融機関窓口販売商品等を除く個人向け商品が対象)。また、登録は任意です。

 

 

 

3.登録できる家族の範囲

当サービスで登録できる家族の範囲は決まっています。以下の優先順位で、1名を登録できます。

  1. 指定代理請求人
  2. 配偶者、子、孫、兄弟、姉妹、甥、姪
  3. 被保険者・受取人・後継保険契約者

2件以上の契約が日本生命にある場合でも、登録できる家族は1名のみです。また、当サービス利用中に、新たに契約に加入した場合、その契約に対しても、当サービスが適用されます。

 

 

 

4.登録に必要な情報

登録に必要な家族の情報は以下の通りです。

  1. 氏名
  2. 生年月日
  3. 性別
  4. 契約者からみた続柄
  5. 住所
  6. 電話番号(※)
    ※電話番号は固定電話・携帯電話どちらでも登録可能

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5.年1回、契約情報を連絡

登録された家族には年1回、日本生命から契約情報を知らせます。加入している全ての契約に対して、配当金や契約貸付金の残高等の情報も登録されている家族に伝えられますので、ご注意ください。

 

 

 

6.家族からの問い合わせが可能

生命保険の契約内容は、契約者本人しか確認することはできません。原則、契約者の家族からの問い合わせであっても保険会社が契約内容を教えてくれることはありません。

しかし、「ご契約情報家族連絡サービス」を活用すれば、登録された家族から問い合わせがあった場合、契約に関する詳細情報の照会が可能です。また、保険金等の手続き相談も可能です。家族からの問合せについては、コールセンター、ライフプラザ窓口での対応となります。

但し、登録された家族による代理での契約に関する手続きはできません。

 

 

 

7.保険金の請求漏れを防ぐ

契約者が高齢になり認知症となったり、高齢者が亡くなったりすると保険金の請求が漏れる可能性があります。保険金受取人が生命保険契約を把握していなければ請求のしようがありません。

特に保険料の払い込みが満了した終身保険等は遺族が生命保険に加入していたということに気付きにくくなります。

日本生命のサービスであれば、家族が契約内容を把握することになり、保険金の請求漏れを防ぐ意味で非常に有効だと思います。

エンディングノートなどと併用して、保険会社の制度も活用して頂ければと思います。
エンディングノートとは?|おすすめの選び方・書き方

 

 

 

8.同様のサービスを実施する保険会社

ニッセイ以外の多くの保険会社でもニッセイと同様のサービスを実施しています。ニッセイの「ご契約情報家族連絡サービス」と同様のサービスを実施している主な保険会社とサービスの概要は以下の通りです。

明治安田生命:『MYファミリー登録制度』

明治安田生命から送付する各種手続きの 案内が契約者に届かない場合や、大規模災害等が 発生して契約者との連絡が困難となった場合等に、 第二連絡先を通じて契約者の最新の 連絡先を確認し、すみやかな 連絡ができるようにする制度です。

1契約につき、1名、日本国内に居住している配偶者もしくは三親等以内の親族を登録できます。

 

三井生命:『ご家族登録制度』

三井生命の契約に関する情報を、契約者の家族にも提供できるように、事前に契約者がその家族を指定・登録する制度です。登録した家族に対しては、加入している全ての契約に関する情報が提供されます。但し、登録された家族による契約に関する手続きはできません。

登録できる家族は、配偶者、もしくは三親等以内の親族一人です。

 

三井住友プライマリー生命:『ご家族登録制度』

「ご家族登録サービス」は、契約者(年金支払開始後は年金受取人)である本人だけではなく、 事前に登録された家族にも本人と同等の範囲で、保険契約の内容に関する情報開示・提供を 行うサービスです。

登録できる家族は、配偶者、もしくは三親等以内の親族一人です。

 

 

 

まとめ

日本生命は、契約後も契約者との継続的なコンタクトを図り、70歳以上の契約者に対しては「指定代理請求人」の指定もすすめているようです。
指定代理請求制度とは?

今後、高齢化が進む日本では、ニッセイや明治安田生命等のような取組が益々必要になってくるでしょう。上記以外でも第一生命や住友生命等でニッセイ等と同様のサービスを実施していますので、利用を希望される方は、ご契約の保険会社にお問い合わせください。

最終更新日:2018年3月1日
No.190

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