自動車保険の年齢条件に子供特約がある保険会社

2018年8月5日

子供が免許取り、自動車を運転するようになると自動車保険の値上がりが気になります。

例えば、19歳の子供が免許を取って自宅の車を運転する場合、同居しているのであれば、原則として年齢条件を子供に合わせる必要がので、保険料が高くなってしまいます。

ただし、子供が下宿等をしていて別居の場合は、年齢条件は適用されませんので、子供に年齢条件を合わせる必要はありません。
別居の未婚の子と自動車保険

実は、同居の子供が車を運転する場合に保険料を抑える特約がある保険会社があります。同居の子供が自動車を運転する場合に保険料の上昇を抑える子供特約について解説したいと思います。

子供特約とはどのような内容で、どの程度、保険料を抑えることができるかについてご紹介します。

スポンサーリンク

1.子供特約がある保険会社

子供特約とは、本来の年齢条件とは別に子供の年齢条件を設定することにより、本来の年齢条件を子供の年齢に合わせるよりも保険料を安くできる特約です。

昔は東京海上日動、損保ジャパン日本興亜、三井住友海上などの大手損保にもあった特約ですが、今ではほとんどの会社でこの特約は廃止となり、無くなりました。2015年9月までは、SBI損保と三井ダイレクト損保にも子供特約がありましたが、両社とも2015年10月で同特約を廃止しています。

現在でも子供特約がある保険会社はセゾン自動車火災保険のみです。

セゾン自動車火災保険

正確にはセゾン自動車火災保険に「子供特約」はなく、運転者の範囲を「運転者限定なし特約(同居の子年齢条件設定型)」に設定し、同居の子供の中で一番若い方の年齢を申告します。

記名被保険者の年齢とは別に同居の子供の年齢を申告することにより、「子供特約」と同様に子供に年齢条件を合わせるより安い保険料で自動車保険に加入することが可能です。

ただし、指定(申告)した年齢未満の同居の子供が起こした事故については、補償対象外となりますので、注意が必要です。
運転者を限定する際に注意すべきポイント


セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」の子供特約

(出典:セゾン自動車火災保険

尚、全労済のマイカー共済には、子供特約があり、下記子供専用の年齢条件が設定できます。

・26歳以上
・21歳以上補償
・年齢を問わず補償

子供の範囲は下記の通りです。

・主たる被共済者の同居の子
・主たる被共済者の配偶者の同居の子
・主たる被共済者の別居の未婚の子
・主たる被共済者の同居の子の配偶者
・主たる被共済者の配偶者の同居の子の配偶者
・主たる被共済者の配偶者の別居の未婚の子

マイカー共済は保険会社の自動車保険とは異なり、「別居の未婚の子」にも年齢条件が適用される点に注意が必要です。

一般的な自動車保険では、別居の子供(未婚・既婚を問わず)に年齢条件は適用されません。一方、マイカー共済の場合には、「別居の既婚の子」には年齢条件は適用されませんが、「別居の未婚の子」まで年齢条件が適用されます。

よって、別居している若い未婚の子供が帰省して車を運転するという場合には、「子供特約」をセットし、子供専用の年齢条件を設定する必要があります。

 

 

 

2.保険料を比較

子供特約があることで、どの程度の保険料節約になるのかを試算してみたいと思います。

 

【試算条件】
商品:おとなの自動車保険
免許色:ブルー
自動車:自家用軽四輪乗用車
使用目的:日常・レジャー使用
主な使用地:東京都
対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
人身傷害保険:3,000万円(車内のみ補償)
車両保険(一般条件):75万円 免責0-10万円
年間走行距離:5,000~1万㎞
等級:14等級
事故有等級適用期間:0年

記名被保険者年齢:51歳
同居の子供年齢:21歳
年間保険料66,740円(インターネット割引適用後)

上記例は、父親が51歳、同居の子供が21歳という前提です。子供が免許を取り、車を運転するということで、子供の年齢を設定して保険料を試算しました。

仮に子供の年齢を設定できないとしたら記名被保険者の年齢を21歳にしなければなりません。
その試算結果は以下の通りになりました。

 

記名被保険者年齢:21歳
年間保険料103,070円(インターネット割引適用後)

子供特約が無ければ、3万円以上高い保険料を支払う必要が発生します。

大手損保会社の場合は、子供特約が無いので、年齢条件を同居の子供に合わせて設定しなければなりません。大手損保会社との保険料比較も下記記事では行っていますので、ご参照ください。
自動車保険の急激な保険料UPの対処法

スポンサーリンク

 

 

 

3.1日単位の自動車保険の利用

同居の子供が運転する場合で、運転頻度が低い場合は、1日単位の自動車保険への加入を検討するのも1つの方法です。

東京海上日動は1日500円から加入できる自動車保険(「ちょいのり」)を販売しています。また、三井住友海上も『1DAY保険』(24時間単位型自動車運転者保険)を販売しています。
1日単位で契約できる自動車保険

頻繁に子供が自動車を利用する場合は、1日単位の自動車保険の方が割高になりますが、頻度が低い場合は検討する価値はあります。

子供の運転頻度による1日単位の自動車保険の加入、子供に年齢条件を合わせる場合の比較を下記記事で行っていますので、ご参照ください。
若い子供が自動車を利用するなら

ドコモは東京海上日動を引受会社とする1日自動車保険を販売しています。携帯から加入可能で、保険料も携帯料金と一緒に請求されて便利です。

 

 

 

4.別居の子供には年齢条件を合わせる必要はない!

冒頭でも少し触れましたが、自動車保険の年齢条件は、別居の子供に合わせる必要はありません。年齢条件を合わせる必要があるのは、同居の子供です。

例えば、年齢条件が「35歳以上補償」の自動車保険の車に、21歳の別居の子供が乗って事故を起こしても、別居の子供に年齢条件は適用されないので、補償されます。

よって、年齢条件の適用される範囲を勘違いして別居の子供に年齢条件を合わせている場合は、保険料をムダに支払っていることになるので、ご注意ください。

なお、今回ご紹介したセゾン自動車火災保険の子供特約も同居の子供が車を運転する場合の特約です。別居の子供が運転する場合には「運転者限定なし特約(同居の子年齢条件設定型)」に設定する必要はありませんので、ご注意ください。

 

 

 

まとめ

同居のお子さんが運転する場合で保険料が急激に上がる場合には、複数社の見積もりを比較してみられてはいかがでしょうか?下記サービスは無料で利用可能です。子供特約のあるセゾン自動車火災保険の自動車保険も見積可能です。

保険の窓口インズウェブ保険料比較で安くなった保険料の平均額は3万円以上!
最短5分で最大20社の見積りが可能。
900万人以上の利用実績があるサイトです。

最終更新日:2018年8月5日
No.150

スポンサーリンク