自転車保険(個人賠償責任保険)の補償範囲|盗難や仕事中は免責?

2018年8月18日

自転車保険は他人にケガをさせてしまったり、他人のモノを壊してしまったりした場合の賠償責任を補償する「個人賠償責任保険」と、自分のケガ(死亡・後遺障害、入院、通院)を補償する「傷害保険」がセットになった商品ですが、個人賠償責任保険で補償されるのは、自転車の事故だけではありません。

賠償部分の個人賠償責任保険は、自転車での事故以外でも補償があり、補償範囲が広いのですが、意外な事例で補償対象外ということがあります。今回は、自転車保険の一部である個人賠償責任保険の免責(補償対象外)事項についてご紹介します。

自転車保険(個人賠償責任保険)で、どのような事故が補償されるのか?また、どうのような事故が補償されないのか?について解説します。

個人賠償責任保険(自転車保険)をお考えの際は参考にして頂ければと思います。

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1.自転車保険(個人賠償責任保険)の補償範囲は?

自転車による事故で他人にケガをさせてしまったり、他人のモノを壊してしまったりした場合の賠償責任を補償するのは自転車保険の個人賠償責任部分で、実は、補償範囲は自転車事故に限らず、下記のような日常生活に起因する偶然な事故も補償されます。

 

・飼い犬が他人を噛んでケガをさせた
・買い物中に商品を壊してしまった
・自転車で人をはね、ケガを負わせた
・自宅の窓から誤ってモノを落として、下を歩いていた人にケガを負わせた
・水道の蛇口を閉め忘れ、マンション階下の住居を水浸しにしてしまった
個人賠償責任保険とは?

補償範囲をみるとかなり広いですが、どんな事故でも補償されるわけではありません。補償されると思っていたら、実は補償されないという下記のような意外な免責(保険金支払い対象外)もあります。

 

 

 

2.自転車保険(個人賠償責任保険)の免責(補償対象外)事由

自転車保険(個人賠償責任保険)で免責(補償対象外)となる主な事由は下記の通りです。

 

・自動車等での事故

自動車での事故も個人賠償責任保険で補償されるのかというご質問を頂いたことがありますが、これは補償対象外です。

自動車・オートバイ等の車両(ゴルフ場敷地内のゴルフカートを除く)、船舶、航空機、銃器の所有、使用または管理に起因する損害賠償責任は個人賠償責任保険では免責(補償対象外)となります。

自動車での事故は自動車保険(自賠責含む)での補償となります。

 

・仕事中の事故

仕事中(業務中)の事故は原則として個人賠償責任保険では免責(補償対象外)です。

例えば、レストラン(飲食店)等で配膳の仕事をしいてお客さんの服に食べ物をこぼしてしまったという場合には個人賠償責任保険では補償されません。

上記のような仕事中(業務中)の事故は、レストランが加入している施設賠償責任保険での補償となります。

業務中ではなく、プライベートでセルフサービスの飲食店に来ていて、食べ物を運んでいる際に他のお客さんに飲み物をこぼしたという場合には、洋服のクリーニング代などが個人賠償責任保険で補償されます。

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・借りているものを壊した場合

他人から借りているモノを壊した場合も個人賠償責任保険では免責(補償対象外)です。

例えば、友達から借りていたカメラを撮影中に壊してしまった場合などは免責になります。

借りたモノを補償するには受託物賠償責任保険に加入する必要があります。火災保険等には他人からの預かり品やレンタル品を補償する特約(オプション)として受託物賠償補償特約をセットできる商品があります。

 

・同居の親族に対する損害責任

同居の親族にケガをさせてしまった等の場合も補償対象外です。個人賠償責任保険は補償の対象となる方の範囲が広く、同居の親族も同じ被保険者(補償の対象者)ですので、被保険者間での事故は補償されません。

例えば、自転車で自分の子供にぶつかり、ケガをさせてしまったような場合、自転車保険(個人賠償責任保険)では補償されません。

 

・自転車が盗難された場合

自転車保険で自転車の盗難が補償されるのかというご質問を頂くのですが、自転車保険では自転車の盗難は補償されません

自転車保険には盗難の補償はありませんので、自転車の盗難に備えるためには、自転車の盗難保険に加入する必要があります。

 

 

 

まとめ

個人賠償責任保険は、補償範囲が広く補償内容を少し聞いただけだと、どんなことでも補償されるのではないかという錯覚に陥ってしまいそうですが、補償範囲には注意が必要です。

個人賠償責任保険の免責(補償対象外)事項は上記以外にもあります。上記は代表的な事例だけですので、他の免責(補償対象外)事項にもご注意ください。

自転車保険に加入している又は、自動車保険等に個人賠償責任補償特約をセットしている場合で、日常生活で他人にケガをさせてしまったり、他人のモノを壊してしまった際には、補償の対象となる可能性がありますので、保険会社や代理店に問い合わせてみてください。

最終更新日:2018年8月18日
No.154

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