事故現場に駆けつけてくれる自動車保険のサービスとは?

2019年7月11日

一般的に交通事故は経験することが少なく、実際に事故の現場に遭遇すると非常に心細い思いをすることもあると思います。

そのような場合に電話で専門スタッフがサポートするサービスや事故現場に駆けつけるサービスを行っている保険会社があります。

事故現場に駆け付けて、何をしてくれるのでしょうか?どんなサービス内容なのでしょうか?

今回は事故現場に駆け付ける自動車保険のサービスについて解説します。

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1.自動車保険の事故対応サービス

一般の方が事故時に落ち着いて対応することは簡単なことではないでしょう。交通事故の際には、プロにサポートしてもらえると非常に心強いと思います。

事故の際に電話や現場に駆け付けるなどして、契約者(被保険者)をサポートしてくれるサービスを行っている保険会社があります。

 

・事故時の電話サポート

事故発生時に契約者が落ち着いて速やかに事故現場対応を行えるように、安全確保や事故相手の確認などアドバイスを電話で行うサービスがあります。

例えば、チャブ(Chubb)損害保険のロードサービスには「事故時プラスサポートサービス」があり、事故の際の現場対応について下記のようなサポートを行います。

●被害者救護の確認
●事故現場の安全確保の確認
●警察への連絡の確認
●事故の相手方の確認
●事故状況把握、目撃者の確認
●その他の事故解決に関する質問への回答

チャブ(Chubb)損害保険(事故時プラスサポートサービス)
(出典:チャブ(Chubb)損害保険 自動車保険パンフレット

 

 

2.事故現場に駆けつけるサービス

保険会社によっては事故現場にスタッフを派遣させるサービスを提供している会社があります。

チャブ(Chubb)損害保険の「事故時プラスサポートサービス」では、依頼に基づいて、事故対応に精通したスタッフを事故現場に派遣し、下記の事故対応をサポートしてくれます。(24時間365日対応)

●安全確保のサポート
●事故現場の安全確保の確認
●警察への届出のサポート
●事故報告のサポート
●レッカー手配の実施

電話でのサポートと内容はほとんど同じですが、事故対応に精通したスタッフが現場まで来てくれると心強いものかもしれません。

事故現場に派遣するスタッフは提携業者からの派遣です。また、上記のサービスにおいては、示談交渉、過失割合の認定、相手方との話し合い等はしないそうです。

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3.事故現場に駆け付けるサービスの保険会社比較

事故現場にスタッフを派遣する同様のサービスを提供している保険会社は他にもあり、主なサービス提供会社は下記の通りです。

セゾン自動車火災保険(ALSOK事故現場安心サポート)
全契約者に無料で提供されるサービスです。事故現場にALSOK隊員が30分程度でかけつけます。サービス内容は下記の通りです。

セコム損保(現場急行サービス)
全ての契約に無料で提供されるサービスです。

ソニー損保(セコム事故現場かけつけサービス)
全ての契約に自動セットされている無料のサービスです。

イーデザイン損保(セコム事故現場急行サービス)
全ての契約に自動セットされている無料のサービスです。

対応は、24時間365日してくれるようです。各社の主なサービス内容は下記の通りで、大きな違いはありません。

・現場に急行
・安全確保
・警察への届け出、救急車の手配
・事故状況の確認と保険会社への事故連絡
・事故現場の撮影(保険会社の事故受付用)
・事故相手からのヒアリング

なお、どの保険会社も駆け付けたスタッフによる示談交渉等は現場で行わないとなっています。事故現場に派遣されるスタッフは、保険会社の社員ではないので、示談交渉は行いません。

また、保険会社ではありませんが、SUBARUが「事故現場かけつけサポート」を提供しています。SUBARUの特約店で自動車保険を契約すると、事故時に電話一本でスタッフがかけつけるサービスを利用できます。詳細は、『SUBARU自動車保険プラン』をご覧ください。

 

 

 

4.事故時の初期対応の保険会社比較

スタッフが駆けつけるサービスもいいですが、事故のスピーディかつ円満な解決において重要なのは、事故の発生時に適切な指示や対応をどれだけしてもらえるかです。

初期対応如何で、その後の事故解決のスムーズさが異なる可能性があります。

事故受付が24時間365日対応なのは当たり前で、事故時の初期対応を土日や夜間も行っているのかが重要です。主な保険会社の初期対応は下記の通りです。

※「初期対応」とは、事故相手への連絡、代車手配、医療機関・修理工場への連絡などです。

イーデザイン損保
事故受付けは365日24時間
平日・土・日・祝日にかかわらず、必要な「初期対応」を実施

ソニー損保
事故受付けは365日24時間
0時~20時(土日含む)までの「受付」であれば、「初期対応」可能

チューリッヒ
事故受付けは365日24時間
9時~20時(土日・祝日含む)までの「受付」であれば、「初期対応」可能

三井ダイレクト
事故受付けは365日24時間
9時~19時(土日・祝日含む)までの「受付」であれば、「初期対応」可能

事故の発生が初期対応可能な時間帯でなければ、事故受付はされますが、初期対応は翌営業日になります。例えば、土日の深夜0時に保険会社が事故を受付けた場合、初期対応は月曜日に実施することになります。

事故受付が365日24時間なのはどの保険会社も同じですが、「初期対応」が可能な時間は各社で異なります。保険会社選びの1つのポイントになるでしょう。

実は、土日・祝日・夜間を問わず初期対応を行う自動車保険があります。楽天損保(旧朝日火災)のASAP(個人用自動車保険)です。

事故受付は24時間365日受付けで、土日・祝日・夜間を問わず、事故受付後すみやかにレンタカー手配、病院や修理工場への連絡等の初期対応を実施します。詳細は、朝日火災のHPをご覧ください。
24時間・365日の安心の事故対応

更においおいニッセイ同和では、2016年度から夜間や休日における事故対応を平日の営業時間内と同等水準行う「24時間365日事故対応サービス」の提供を開始しています。休日や夜間でも保険金支払い可否の回答や相手方との示談交渉も対応可能のようです。
あいおいニッセイ同和(24時間365日事故対応サービス)
(出典:あいおいニッセイ同和HP)

 

 

 

まとめ

事故現場に駆け付けるサービスは、派遣されるスタッフが保険会社の社員ではないため、示談交渉はできません。しかし、警察の手配や事故相手への対応など、事故処理に慣れた人間が来てくれるだけで心強いと思います。

事故現場に駆け付けるサービスは、ロードサービスのように全ての保険会社が提供しているわけではないので、保険会社を選ぶ際の判断材料となるでしょう。

保険料が安いことも重要ですが、安かろう悪かろうでは困ります。保険は事故時の対応が一番重要ですから、どのような事故対応をしてくれるのかをチェックすることも重要です。

最終更新日:2019年7月11日
No.57

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