運転者を限定すると自動車保険の保険料が安くなる

2018年5月13日

自動車保険は補償の対象となる運転者を限定すると割引があり、保険料が安くなることをご存知でしょうか?

自動車保険を契約している車を実際に運転する人を考えてみてください。特定の方しか運転していないとうことはありませんか?

今回は、運転者を限定する際のポイントや、実際に運転者を限定した場合の保険料節約例について解説します。自動車保険の補償対象となっている車を特定の人しか運転しないという場合に参考にして頂ければと思います。


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1.運転者限定特約とは?

自動車保険に加入している車を運転するのは自分と家族だけというように運転される方が限られている場合、補償対象となる運転者を限定することにより、保険料が安くなります。補償される運転者を本人(記名被保険者)や配偶者、家族に限定すると、自動車保険の保険料が割引になります。

保険会社によって特約名が異なる場合があり、「運転者の範囲に関する特約」、「運転者限定特約」、「運転者限定割引」などと呼ばれ、補償される運転者を限定する特約です。

 

 

 

2.運転者限定の種類

運転者の限定方法には下記の通り、3段階あります。

運転者限定の方法
①本人(記名被保険者)限定
②本人(記名被保険者)・配偶者限定
③家族限定
①の割引率が一番高く、次いで②、③の順番になり、補償される運転者はそれぞれ以下の方に限定されます。

 

①本人(記名被保険者)限定
記名被保険者(主に車を運転する方)

②本人(記名被保険者)・配偶者限定
記名被保険者(主に車を運転する方)
記名被保険者の配偶者

③家族限定
記名被保険者(主に車を運転する方)
記名被保険者の配偶者
記名被保険者またはその配偶者の同居の親族
記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子


本人限定 本人・
配偶者限定
家族限定 限定なし
①本人(記名被保険者)
②①の配偶者 ×
③①または②の同居の親族 × ×
④①または②の別居の
未婚の子
× ×
⑤友人・知人などの他人 × × ×
〇:補償対象 ×:補償対象外

上記の通り、「家族限定」の場合でも別居の未婚の子まで補償されるので、別居(一人暮らし)している大学生の子供が夏休みなどに帰省して車を運転するというような場合でも運転者を「家族限定」にすることが可能です。
家族限定と別居の未婚・既婚の子

尚、「別居の未婚の子」とは、婚姻歴の無い子のことです。結婚して離婚した場合には、未婚とはいいませんので、ご注意ください。
別居の未婚の子を正確に理解していますか?

また、配偶者については同居という条件はありません。つまり、記名被保険者と配偶者は別居していても「本人・配偶者限定」や「家族限定」で補償されます。例えば、夫が記名被保険者の自動車保険が「本人・配偶者限定」や「家族限定」であっても、別居の配偶者も補償対象となります。
配偶者は同居が条件ではない?

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3.「本人限定」はない!?

保険会社によっては、運転者の限定方法が「本人(記名被保険者)・配偶者限定」、「家族限定」のみしか無い場合もあります。

実は、『本人限定』はどの保険会社でも扱っているわけではありません。大手損害保険会社ではあいおいニッセイ同和のみ取り扱いがあります。

一方、通販(ダイレクト)型自動車保険各社の多くが『本人限定』の取り扱いがあります。主な損保会社の運転者限定(割引)特約の種類は下記の通りです。

 

損保ジャパン日本興亜
本人・配偶者限定
家族限定

三井住友海上
本人・配偶者限定
家族限定

東京海上日動
本人・夫婦限定
家族限定

あいおいニッセイ同和
本人限定
本人・配偶者限定
家族限定

ソニー損保
記名被保険者のみに限定
記名被保険者とその配偶者に限定
記名被保険者とその家族に限定

三井ダイレク
本人限定
本人・配偶者限定
家族限定

イーデザイン損保
運転者本人限定
運転者夫婦限定
運転者家族限定

アクサダイレクト
本人型
夫婦型
家族型

チューリッヒ
運転者本人限定
運転者本人・配偶者限定
運転者家族限定

保険料の割引率は、保険会社によって異なり、損保ジャパン日本興亜の場合、「本人・配偶者限定」で約7%割引、「家族限定」で約3%割引になります。

ソニー損保の場合、「記名被保険者のみに限定」で8%割引、「記名被保険者とその配偶者に限定」で6%割引、「記名被保険者とその家族に限定」で3%割引になります。

 

 

 

4.運転者限定でどの程度安くなる?

さて、運転者を限定することで保険料はどの程度安くなるかを実際に試算してみました。

 

◆試算条件(平成27年5月時点)
免許色:ブルー
自動車:自家用軽四輪
等級:14等級
事故有等級適用期間:0年
使用目的:主に家庭用
走行距離:5,000km以下
対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
人身傷害保険:3,000万円
車両保険金額:100万円 免責0-10万円
年齢条件:30歳以補償
記名被保険者年齢:35歳

運転者限定:なし
年間保険料:46,150円

運転者限定家族限定
年間保険料:44,790円

運転者限定本人・配偶者限定
年間保険料:42,590円

運転者限定本人限定
年間保険料:41,690円

運転者を限定しない場合と比べて「家族限定」で年間1,360円、「本人限定」では年間4,460円も安くなります。自分以外は車を運転することがないという方は運転者を「本人限定」にするだけで大きな節約になります。

 

 

 

まとめ

運転者を限定した場合に1つ注意して頂きたいのは、限定した以上は、家族や本人、配偶者が運転している場合の事故しか補償されません。

運転者を限定していることを忘れ、知人等に運転させている際に事故に遭っても補償はされませんのでご注意下さい。

 

また、運転者限定特約は、自分の車を誰にも運転させたくないという方には、自動車保険を『本人限定』や『本人・配偶者限定』にして、「運転させて欲しい」と言ってきた人に「保険が本人限定だから無理」と断る口実にも使えます。

 

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最終更新日:2017年9月30日
No.30

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