年齢条件の無い自動車保険がある?

2018年8月5日

自動車保険に加入する際に考慮する最も重要な項目の1つに年齢条件があります。年齢条件の設定を誤ると、事故時に補償の対象外という悲惨なことになってしまう可能性があります。

また、適切な年齢条件の設定を行わないと、保険料を無駄に支払うことにもなりかねません。

年齢条件の設定方法は各社一様ではなく、それぞれ違いがあります。特にセゾン自動車火災の「おとなの自動車保険」は年齢条件がないことを売りにしています。

今回は「おとなの自動車保険」の年齢設定についてご紹介したいと思います。まずは、損保各社の年齢条件の区分を確認したいと思います。


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1.各社の年齢条件区分

運転者年齢条件特約とは、補償される運転者の年齢を制限することにより、保険料を安くできる特約です。例えば、年齢条件を「30歳以上補償」に限定すると、補償される運転者は、30歳以上の方に限定されます。30歳未満の方が事故を起こしても補償対象外となります。

年齢条件は、記名被保険者や配偶者、同居の親族等に適用されます。
年齢条件を設定する際に抑えておくべき4つのポイント

損保各社の設定可能な年齢条件区分は一様ではありません。各社の年齢条件区分をご紹介します。

■ソニー損保(4区分)
・30歳以上
・26歳以上
・21歳以上補償
・年齢を問わず補償

■イーデザイン損保(4区分)
・30歳以上補償
・26歳以上補償
・21歳以上補償
・年齢を問わず補償

■アクサダイレクト(4区分)
・30歳以上補償
・26歳以上補償
・21歳以上補償
・年齢を問わず補償

■三井ダイレクト損保(4区分)
・35歳以上補償
・26歳以上補償
・21歳以上補償
・年齢を問わず補償

■東京海上日動(4区分)
『トータルアシスト』
・35歳以上補償
・26歳以上補償
・21歳以上補償
・年齢を問わず補償

■損保ジャパン日本興亜(4区分)
『THE クルマの保険』
・35歳以上補償
・26歳以上補償
・21歳以上補償
・全年齢補償

■三井住友海上(4区分)
『GKくるまの保険』
・35歳以上補償
・26歳以上補償
・21歳以上補償
・年齢を問わず補償

大手損保は4区分で35歳以上が一番上の区分になっています(法人等が契約する損保ジャパン日本興亜の「SGP」や東京海上日動の「TAP」等は年齢条件が、『全年齢』、『21歳以上』、『26歳以上』の3区分になっています)。

通販型(ダイレクト型)自動車保険は30歳以上補償が一番上の区分で4区分となっている会社が多いです。

なお、年齢条件の設定が「30歳以上補償」までしかない保険会社と「35歳以上補償」が設定できる保険会社では、「35歳以上補償」が設定できる保険会社の保険料の方が安くなりそうですが、必ずしもそういうわけではないので、実際に複数社の保険料を比較してみることが重要です。
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2.年齢条件がないとは?

セゾン自動車火災保険は、記名被保険者(主に自動車を使用する方)の保険始期日時点での年齢で保険料が決定する、一歳刻みの保険料体系を採用しています。セゾン自動車火災保険のおとなの自動車保険には、「●●才以上補償」という年齢条件はありません。

上記の通り、他社の自動車保険の運転者年齢条件は、「35歳以上補償」が一番上の区分で、それ以降の年齢の区分はありません。しかし、おとなの自動車保険は、年齢条件を1歳刻みにして、35歳以降も事故率に比例した保険料が設定されています。

1歳刻みの年齢条件のため、同社がウリにしている最も事故率が低い40~50歳代の「おとな世代」の保険料水準を最も低くしています。

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3.実際の保険料は?

さて、「おとなの自動車保険」の保険料が一歳刻みでどの程度、差があるのかを実際に試算をしてみました。

 

【試算条件】
商品:おとなの自動車保険
免許色:ブルー
自動車:フィット(GE6)
使用目的:日常・レジャー
主な使用地:東京都
対人賠償責任:無制限
対物賠償責任:無制限
人身傷害保険:3,000万円
車両保険(一般条件):80万円 免責0-10万円
年間走行距離:5,000~1万㎞
等級:14等級
事故有等級適用期間:0年


記名被保険者年齢 年間保険料
21歳 116,910円
26歳 88,770円
30歳 71,780円
35歳 59,930円
36歳 58,980円
40歳 55,980円
41歳 55,610円
44歳 54,340円
45歳 53,820円
50歳 53,050円
51歳 52,740円
54歳 52,140円
55歳 53,070円
60歳 55,840円
61歳 56,490円
70歳 69,840円
71歳 70,940円
75歳 70,940円
80歳 70,940円
89歳 70,940円
ご覧になって頂ければわかる通り、30歳以降や40歳以降も1歳刻みで保険料は下がり続けます。今回の試算条件では54歳までは下がり続け、55歳で上昇に転じます。

71歳以降は一律の保険料となっています。試しに昭和元年生まれである89歳を試算してみましたが、70歳の保険料と変わりませんでした。

 

さて、比較対象として東京海上日動の商品も試算してみました。

 

【試算条件】
商品:トータルアシスト
免許色:ブルー
自動車:フィット(GE6)
使用目的:日常・レジャー
対人賠償責任:無制限
対物賠償責任:無制限
人身傷害保険:3,000万円
車両保険(一般条件):80万円 免責0-10万円
等級:14等級
事故有等級適用期間:0年
年齢条件:35歳以上


記名被保険者年齢 年間保険料
35歳 84,800円
40歳 84,920円
50歳 85,860円
60歳 91,430円
70歳 98,010円
東京海上日動の場合は、記名被保険者年齢別料率を導入しているので、年齢条件が同じ35歳以上補償でも記名被保険者の年齢が上がると保険料が上がる仕組みになっています。
年齢条件が同じでも記名被保険者の年齢によって保険料が異なる?


保険料だけで比較するとセゾン自動車火災の商品の方が圧倒的に魅力的です。

 

 

 

まとめ

年齢条件によって保険料は大きく変わります。また、損保各社の年齢条件の設定方法は同じではありません。ご自身の状況にあった年齢条件が設定できる保険会社を選んで頂ければと思います。

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最終更新日:2018年1月12日
No.148

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