難病等でも加入できる医療保険

2018年1月6日

以前の記事『持病があっても医療保険や生命保険に加入できる?』や『医師の診査や告知なしで加入できる生命保険』で持病があっても加入できる保険があることをご紹介しました。

今回は、少額短期保険会社の持病があっても加入できる医療保険をご紹介したいと思います。少額短期保険会社からは大手で扱うにはニッチ過ぎる面白い保険商品が色々と出ています。

今回ご紹介するのは、トライアングル少額短期保険株式会社の『トライアングル医療保険』です。


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1.特長

トライアングル少額短期保険株式会社の『トライアングル医療保険』は、「持病」「難病」「心の病」を持っている人や「障がい」のある人が加入できます。引受対象となる「持病」や「障がい」の例は下記の通りです。

【引受対象となる「持病」や「障がい」の一例】

・ダウン症
・てんかん
・自閉症
・うつ病
・統合失調症
・身体の障がい
・糖尿病
・脳血管障害
・心疾患

「トライアングル医療保険」は、診査や告知が不要である無選択型の商品ではなく、告知が必要となりますので、過去の病歴によっては引き受け不可となる場合があります。

また、責任開始日前の疾患(持病、障がい)については保障対象外となっています。
告知に該当しなくても保障対象外?

加入は3歳~74歳までで、保険期間1年の更新型の医療保険です。

 

 

 

2.保障内容(入院日額1万円の場合)

保障内容は下記の通りです。病気やケガでの入院が年間最高80万円まで保障されます。

 

■入院給付金:1万円/1日
病気やケガで1泊2日以上の入院をした場合

■手術給付金特約:5万円/1回
病気やケガで入院を伴う手術をした場合

■入院初期費用給付金特約:1万円/1回
病気やケガで1泊2日以上の入院をした場合

入院日額は1万円と5千円の2タイプがあります。なお、支払限度は下表の通りです。
給付 支払限度
災害入院給付金 1入院につき30日 1保険期間(1年間)で
通算した各支払給付金の
合計額 80万円
疾病入院給付金 1入院につき30日
手術給付金特約 1入院につき1回
入院初期費用給付金特約 1入院につき1回
 

 

 

3.保険料

入院日額1万円の月額険料例は下記の通りです。

 

■30歳
男性:3,433円 女性:3,613円

■40歳
男性:4,654円 女性:4,218円

■50歳
男性:6,199円 女性:4,897円

詳細は、保険料表をご参照ください。

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4.他商品との比較

引受基準緩和型の商品であるアフラックの医療保険と保険料を比較してみたいと思います。

【ちゃんと応える医療保険 やさしいEVER】

入院給付金日額:10,000円<保険料定額タイプ>
入院給付金支払限度:60日型
通院保障:なし
保険料払込免除特約:なし
保険期間:終身
保険料払込期間:終身

男性(30際):6,240円(月払い)
女性(30際):6,700円(月払い)

保障内容が同じではないので、単純比較はできませんが、EVERの方が保険料が高くなります。しかし、EVERには更新がなく、保険料が上がることはありません。また、保障も一生涯続きます。

「トライアングル医療保険」は、74歳までしか更新できず、更に保険料も1年毎に上がっていきます。74歳男性の月額保険料は2万円以上にもなりますので、年金生活になってから月額2万以上の保険料はかなり厳しいのではないでしょうか。

 

 

 

5.少額短期保険業という点に注意

トライアングル少額短期保険株式会社は社名からも分かる通り、少額短期保険業者です。下記の記事でも書きましたが、少額短期保険業者の引き受けた保険契約は、保険契約者保護機構の対象外になっています。
少額短期保険業とは?

 

 

 

6.保険期間1年の更新型

「トライアングル医療保険」は保険期間1年の更新型という点にも注意が必要です。保険料は1年毎には上がっていきます。

EVERとの比較をしましたが、最初はEVERの方が高い保険料も年齢が上がると逆転します。74歳まで更新できるとはいえ、保険料の負担は年々上がっていきます。
 

 

 

まとめ

引受基準緩和型の商品は保険料が高いという大きなデメリットがあります。引受基準緩和型に加入するくらいであれば、その保険料を貯蓄し、医療費を準備するという考え方もあります。

医師の診査や告知なしで加入できる生命保険』でも書きましたが、保険加入の際は、「トライアングル医療保険」しか加入できないと自分で判断するのではなく、一般の医療保険には加入できないかなどを考慮したうえで、慎重に商品を選択されることをおすすめします

最終更新日:2018年1月6日
No.143

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