車両保険を安く(節約)するための3つの方法

2018年5月19日

契約の条件にもよりますが、車両保険は保険料が高くなるため付帯をあきらめる方がいます。

色々と事情はあると思いますが、車のローンが残っているのであれば、車両保険は付帯する方がベターだと思います。

ローンで車を購入し、自動車保険に車両保険をセットしない場合、どのような問題が発生するのでしょうか?今回は、ローンがある場合の車両保険と、その節約方法についてご紹介します。

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1.全損時は一括返済が必要!?

以前、自動車ローンが半分以上残っているのに単独事故を起こし、車が全損になった方の話を聞きました。若い方で自動車保険の保険料が高くなるということで、車両保険をセットしていませんでした。

この場合、当然のことながら、全損になった車の補償はありません。残念なことにオートローンが残っているので、車は無い状態ですが、ローンのみが残ることになります。

オートローンは一般的に車が事故で全損となり、廃車することになれば、借金の残債は一括で返済しなければなりません。ローンの残債が大きければ、車両保険無しでは一括返済は苦しくなるでしょう。

 

 

 

2.車はないがローンは残る?

仮に一括返済を免除され、分割で返済するにしても車が無いのにローンの支払いだけが残るという悲惨な状態になります。

確かに車両保険は高額になります。しかし、自動車のローンが残っているのであれば車両保険の加入は必須ではないでしょうか。車両保険に加入していないと、車が無いのにローンだけ払い続けるという悲しい事態になりかねません。

車を買って、かつ高い自動車保険の保険料を払うことが出来ないという方もいると思いますが、そういう場合は、車のグレードを落としたり、新車購入から中古車購入に変える等、車両保険も必要経費の一部として車選びをすることも1つの方法だと思います。

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3.車両保険の保険料を抑える3つの方法

車をローンで購入し、自動車保険を少しでも安く抑えたいという方のために車両保険の保険料を抑える手段として、3つの方法をご紹介します。

 

1)車両料率クラスの低い車を購入する

自動車保険が高くなった!?という場合に確認すべき4つのポイント』でもご紹介しましたが、自家用普通乗用車・自家用小型乗用車には型式ごとに料率クラスが設定されています。

料率クラスは「車両」「対人」「対物」「傷害(搭乗者傷害・人身傷害)」の補償ごとにクラスが設定されていて、1~9のクラスに9段階に分類されています。

型式別料率クラスは車種(型式)ごとの事故実績を反映しています。最も事故実績が低い1クラスが最も保険料が安く、最も事故実績が高い9クラスが最も保険料が高くなります。

下記の例のように「車両」のクラスが低い車は車両保険の保険料が安くなります。料率クラスがどの程度保険料に影響するかの試算結果をご紹介します。

GT-Rの車両価格が200万円というのはあり得ませんが、ノートと比較するために仮に200万という設定で試算してみました。

試算条件(平成27年6月時点)
自動車GT-R(型式R35)
車両料率クラス
新車割引:有
使用目的:日常・レジャー使用
免許色:ブルー
等級:6等級(新規)
対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
車両保険(一般車両):200万円 免責金額0-0万円
人身傷害保険:3,000万円
年齢条件:21歳以上補償
年間保険料492,110円(内車両保険料379,230円

試算条件(平成27年6月時点)
自動車ノート(型式NE12)
車両料率クラス
新車割引:有
使用目的:日常・レジャー使用
免許色:ブルー
等級:6等級(新規)
対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
車両保険(一般車両):200万円 免責金額0-0万円
人身傷害保険:3,000万円
年齢条件:21歳以上補償
年間保険料321,700円(内車両保険料182,890円

車両料率クラス8のGT-Rの車両保険部分保険料はなんと379,230と車両以外の保険料の4倍以上になります。GT-Rに比べれば、保険料が安い車両料率クラス3のノートでも保険料の半分以上が車両保険料です。

「車両」以外の料率クラス(平成27年6月時点)を比較してみると下記の通りです。

GT-R(型式R35)
「対人:4」「対物:3」「傷害:4」

ノート(型式NE12)
「対人:4」「対物:5」「傷害:4」

車両保険以外の部分の保険料では逆にGT-Rよりノートの方が高くなっています。

上記の試算結果の通り、車両料率クラスの低い車であれば、車両保険料は安くなります。どうしても欲しい車があるのであれば選択できない節約方法ですが、特に欲しい車がないのであれば、車両保険の料率クラスが低い車を選ぶことが自動車保険の保険料節約につながります。

 

2)車両保険の免責金額を上げる

免責金額とは、自己負担額のことで、免責金額5万円で30万円の損害があれば、保険会社から25万円の支払いがあり、自己負担が5万円ということです。

30万(損害額)-5万(免責金額)=25万円(保険金)

上記のGT-Rの例で免責ありとなしの場合の保険料を比較すると以下の通りです。

免責金額0万 ⇒492,110円
免責金額5万 ⇒381,650円
免責金額10万⇒325,690円

免責金額10万だと免責金額0万の場合と比較して15万円以上の保険料削減効果があります。

分損(修理可能)の場合、10万円の自己負担が発生するのは、少々厳しいですが、全損の場合は、免責金額は差し引かれません。

 

また、車両保険の免責金額には「定額方式」と「増額方式」があります。

事故回数にかかわらず免責金額が変わらないのが「定額方式」事故回数によって免責金額が増えるのが「増額方式」です。

自己負担が10万円はきついとう方は、下記のように免責金額を「増額方式」にするのも1つの方法です。

5万(1回目)-10万円(2回目以降)

「増額方式」にすれば、保険期間内の1回目の事故であれば、自己負担は5万円です。但し、「定額方式」の免責10万円に比べれると保険料削減効果は低くなります。

車両保険の免責金額の詳細については、下記記事をご参照ください。
車両保険の免責金額を設定して保険料節約!

 

3)車両保険の補償内容を絞る

車両保険には、「一般型」と補償内容を絞った「エコノミー型」があり、「一般型」に比べ、補償内容を絞った「エコノミー型」の方が保険料が安くなります。

車両保険の種類と補償内容の詳細については、下記記事をご参照下さい。
車両保険の補償を絞って保険料節約!?(車両保険の種類)

上記GT-Rの場合の保険料を比較すると、下記の通りです。

「一般条件」(免責0) ⇒492,110円
「車対車+A」(免責0)⇒283,250円

保険料は20万以上安くなりますが、単独事故や当て逃げが補償対象外等、保険で対応出来ない場合があるので、あまりお勧めできません。

 

 

 

まとめ

オートローンを利用して自動車を購入する場合には、上記車両保険の節約方法を参考にし、車両保険を付帯するようにして頂ければと思います。

最終更新日:2017年10月13日
No.52

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