マイホーム(住宅)購入時に諸費用(火災・地震保険)を節約する方法

2017年12月28日

マイホームの購入時は物件の購入費用が大きいので、諸費用は抑えたいものです。

諸費用の中には、火災保険や地震保険の保険料もありますが、契約の内容によっては、どちらの保険料も大きな額となります。

今回は、火災保険、地震保険の保険料を抑える方法をご紹介します。住宅購入をお考えの方は参考にして頂ければと思います。


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1.住宅購入時の諸費用

家を購入する際には、色々な諸費用がかかります。物件の価格が2,500万円だとしてもそれを払えば終わりではありません。

住宅購入時の諸費用は、新築の場合は物件価格の3~7%、中古の物件の場合は、6~10%程度と言われています。

諸費用とは、例えば仲介手数料、登記手続料、税金等です。それ以外にもマンションの場合では、共益費、修繕積立金を考慮に入れておかなければなりません。

 

 

 

2.建物の構造とは?

諸費用の中でもバカにならないのが火災保険と地震保険です。火災保険と地震保険は、購入した住宅の構造によって保険料が異なります。構造の違いによって火災時の損害の大きさに差が出るからです。

構造とは、木造や鉄骨、鉄筋コンクリート等の建物の主要構造部のことです。

例えば、戸建住宅の場合は、木造の場合もあれば、プレハブ住宅のような鉄骨造もあるでしょう。また、マンションの場合は、鉄筋コンクリート等となります。

火災保険はこの主要構造部等によって、下記3区分の構造級別に区分されます。

 

1)M構造

①下記のいずれかに該当する共同住宅

a)コンクリート造建物
b)コンクリートブロック造建物
c)れんが造建物
d)石造建物

②耐火建築物の共同住宅

例えば、鉄筋コンクリート造のマンションがM構造に該当します。


2)T構造

①下記のいずれかに該当する建物

a)コンクリート造建物
b)コンクリートブロック造建物
c)れんが造建物
d)石造建物
e)鉄骨造建物

②耐火建築物

③準耐火建築物

④省令準耐火建物

例えば、鉄骨造の戸建て住宅がT構造に該当します。


3)H構造

M構造及びT構造に該当しない建物(M構造及びT構造の確認ができない建物を含む)

例えば、木造の戸建住宅がH構造に該当します。

同じ保険金額(補償額)で比較した場合の保険料は、M構造が一番安くなり、H構造が高くなります。3区分の構造級別の保険料を比較すると以下のようになります。

M構造 < T構造 < H構造

なお、地震保険の場合は下記2つに区分されています。

【イ構造】
耐火建築物、準耐火建築物および省令準耐火建物等

(例:鉄骨造、コンクリート造等)

【ロ構造】
イ構造以外の建物
(例:木造建物等)

 

 

 

3.構造による保険料の違い

ここで具体的な保険料例をご紹介します。

 

試算条件(平成27年6月現在)
保険会社:東京海上日動
商品:『トータルアシスト 住まいの保険』
物件所在地:東京都
補償パターン:戸建て充実パターン
建物保険金額:2,500万円
地震保険金額:1,250万円
保険期間:1年間

【戸建】
主要構造:木造(H構造
基本保険料:41,070円
地震保険料:40,750円
合計保険料:81,820円(年間)

主要構造:鉄骨(T構造
基本保険料:21,110円
地震保険料:25,250円
合計保険料:46,360円(年間)

【マンション】
主要構造:鉄筋コンクリート(M構造
基本保険料:10,680円
地震保険料:25,250円
合計保険料:35,930円(年間)

上記のように構造やマンション(共同住宅)か戸建かによって火災保険及び地震保険の保険料は変わってきます。一番高い木造の戸建と比べると、マンション(共同住宅)は保険料が約1/2以下になります。

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4.物件の所在地によっても異なる保険料

物件の所在地(建物がある都道府県)によっても火災保険、地震保険ともに保険料が異なることがあります。

地震保険は危険度によって下表の通り、全国を1等地から3等地までの3つに分けています
等地 都道府県
1等地 北海道、青森県、岩手県、秋田県、山形県、栃木県、群馬県、新潟県、富山県、
石川県、福井県、長野県、岐阜県、滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県、鳥取県、
島根県、岡山県、広島県、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、
熊本県、鹿児島県
 2等地 宮城県、福島県、山梨県、愛知県、三重県、大阪府、和歌山県、香川県、
愛媛県、大分県、宮崎県、沖縄県
 3等地 茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、徳島県、高知県
住宅購入の際の物件選びの1つのポイントとして参考して頂ければと思います。

地震保険の詳細については、下記記事をご参照ください。
地震保険について抑えておくべき5つのポイント

火災保険の詳細については、下記記事をご参照ください。
火災保険を契約する際に抑えておくべき8つのポイント

 

 

 

5.長期契約で保険料節約

火災保険の保険料を節約する手段として、長期契約をする方法があります。
お金に余裕があれば、長期一括払、お金に余裕がなければ、長期年払で契約すると1年で契約するよりも保険料が割安になります。

地震保険も長期契約にすることにより、保険料が割安になります。

火災保険や地震保険の長期契約の詳細については、下記記事をご参照ください。
火災保険を長期契約にして保険料節約

 

 

 

まとめ

火災保険の保険料だけがどのような家を買うかを決めるかの決定的なポイントになるわけではありませんが、どのような物件を買うかで火災保険、地震保険の保険料が変わることを知っておくことは重要なことだと思います。

なお、複数社の火災保険の保険料を比較することも保険料の節約に役立ちます。ぜひ、一括見積もりを利用して複数社の火災保険を比較してみてください。
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最終更新日:2017年10月22日
No.62

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