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ゴルファー保険

1日単位で加入できるゴルフ保険(ゴルファー保険)はお得?

ゴルフをしているが、プレーする頻度が非常に少ないという方もいらっしゃると思います。ゴルフのプレー頻度が低いにも関わらず、ゴルフ保険(ゴルファー保険)を年間契約すると、保険料が高いと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような方向けに1日単位で加入できるゴルフ保険があるのをご存知でしょうか?

今回は、ゴルフ保険(ゴルファー保険)について解説します。ゴルフ保険を1日単位で契約する場合と、年間契約する場合の保険料を比較し、1日単位のゴルファー保険が向いている方、年間契約のゴルファー保険が向いている方について解説します。

1.ゴルフ保険(ゴルファー保険)とは?

まずは、ゴルフ保険(ゴルファー保険)とはどのような保険なのかを確認して頂きたいと思います。

ゴルフ保険は、ゴルフプレー中のさまざまなリスク(他人にケガをさせた場合、ゴルフ用品が盗まれた場合、ホールインワンを達成した際の費用等)を補償する商品です。

具体的には、下記のような補償があります。ホールインワン・アルバトロス費用以外は、海外での事故についても補償されます。

 

1)第三者に対する賠償責任

ゴルフのプレー中や練習中に、他人の生命または身体を害したり、他人の財物(注)を壊したりして、賠償責任を負い、治療費や修理費等を負担した場合に保険金が支払われます。

注)ゴルフカート等他人から借りたり預かったりした物を除きます。

 

2)ゴルファー自身のケガ

ゴルファー自身がゴルフ場やゴルフ練習場敷地内でゴルフの練習、競技または指導中にケガをした場合に保険金が支払われます。

 

3)ゴルフ用品の損害

ゴルフ場やゴルフ練習場敷地内でゴルフ用品が盗難されたり、ゴルフクラブの破損・曲損事故が起きたりした場合に、保険金額を限度に修理費等の損害の額が支払われます。

 

4)ホールインワン・アルバトロス費用

ホールインワンまたはアルバトロスを達成した場合に、達成の祝いとして実際にかかった費用が支払われます。

 

 

 

2.1日単位のゴルフ保険(ゴルファー保険)

1日単位で契約できるゴルファー保険とは、どのような保険なのでしょうか?

例えば、ドコモの携帯から申し込めるゴルフ保険は1日300円から加入することができます。300円、500円、700円のコースがありますが、300円のコースでは下記のような補償内容になっています。

本当にたまにしかゴルフに行かないという方にはお手軽でいいと思います。

死亡・後遺障害:300万円
入院日額   :4,000円
通院日額   :2,000円
賠償責任   :1億円
用品損害   :10万円
ホールインワン:20万円

携帯やスマホから簡単に申込が可能で、保険料は月々の携帯料金と一緒に請求されます。

1日単位で契約できるゴルフ保険はドコモ以外にソフトバンクも取り扱っています。補償内容や保険料に大きな違いはありませんが、au損保の「ゴルフの保険」は1日以外にも3泊4日までのコースがあるので、連続でプレーする場合は、au損保の「ゴルフの保険」が保険料的にお得です。

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3.年間契約のゴルフ保険(ゴルファー保険)

ゴルフに頻繁に行くという方については、以前から販売されている年間で契約するゴルフ保険(ゴルファー保険)の方がお得になります。

保険期間は、1年以外にも2年間、3年間などがあります。保険期間を2年または3年にすると、1年で契約するよりも1年あたりの保険料は割安になります。

ある保険会社の年間契約のプラン例は下記の通りです。

死亡・後遺障害:280万円
入院日額   :4,200円
通院日額   :2,800円
賠償責任   :1億円
用品損害   :27万円
ホールインワン:20万円

年間保険料:6,000円

補償内容は全く同じではないですが、年間21回以上ゴルフに行くのであれば、1日単位の契約よりも年間で契約した方がお得ということになります。

ゴルフが好きで、月に2回以上ゴルフに行くという方は、手続きの手間も考えて年間契約をおすすめします。

 

 

 

4.ゴルフ保険(ゴルファー保険)の加入方法

ゴルフ保険(ゴルファー保険)は、どこで加入できるのでしょうか?

1日単位で加入できるゴルフ保険は、スマホから簡単に加入できます。ドコモやソフトバンク、auであれば、保険料も携帯料金と一緒に請求してくれます。

また、コンビニでも1日ゴルフ保険に加入することが可能です。セブンイレブンやローソンなどの店頭端末から加入が可能です。

なお、年間契約のゴルファー保険に関してもインターネットからの申し込みが可能です。東京海上日動や三井住友海上などの年間契約のゴルフ保険は、ネットからの申し込みが可能となっています。

 

 

 

5.示談交渉サービスが付いているゴルフ保険(ゴルファー保険)はある?

自動車保険では当たり前の示談交渉サービスがゴルフ保険の賠償責任補償には付いていない商品が多いです。例えば、損保ジャパン日本興亜や三井住友海上のゴルフ保険には示談交渉サービスが付いていません。

東京海上日動の場合、国内の事故に限り、示談交渉サービスが付いています。

また、ドコモの1日単位で契約できるゴルフ保険は引受保険会社が東京海上日動なのですが、示談交渉サービスは付いていません。

ソフトバンクのゴルフ保険については、引受保険会社は損保ジャパン日本興亜です。こちらの商品には月額プランと1日プランの2つがあるのですが、月額プランの場合、国内の事故は示談交渉サービスが付いています。1日プランの場合には、示談交渉サービスが付いていません。非常にややこしいので、ご注意ください。

示談交渉サービスとは?

示談交渉サービスとは、契約者(被保険者)が他人にケガをさせる等の賠償責任に関する事故を起こした場合に、契約者(被保険者)に代わって保険会社が事故の過失(責任)割合等について相手方・相手方保険会社と交渉を行うサービス。

 

 

 

まとめ

ゴルフに頻繁にいくようになるまでは1日単位のゴルフ保険を活用し、頻繁に行くようになれば、年間契約のゴルフ保険を活用して頂ければと思います。

1日単位のゴルフ保険は、1日300円からと安く感じますが、頻繁にゴルフに行く場合には、かえって割高になりますので、注意が必要です。

また、上記の通り、商品やプランによって、賠償責任補償に示談交渉サービスが付いている場合と付いていない場合がありますので、ご注意ください。

尚、ゴルフ中に他人にケガを負わせ、賠償責任を負った場合でも、自動車保険等の特約である個人賠償責任補償特約等で対応可能で、かつ示談交渉サービスが付いていれば、示談交渉も保険会社がしてくれます。

最終更新日:2019年5月28日
No.105