1年に1回一時金が受け取れるがん保険

2017年12月29日

以前の記事でご紹介しましたが、多くのがん保険は一時金(診断給付金)を複数回受け取れます。
しかし、複数回受け取るには前回の診断給付金を受け取ってから2年以上経過する等の条件があります。
診断給付金について抑えておくべき5つのポイント

今回は、1年に1回、一時金を受け取れるがん保険をご紹介します。



スポンサーリンク

1.1年経過後に一時金を受け取れるがん保険

メットライフ生命の「ガン保険ガードエックス」は支払事由に該当すれば、1年に1回、治療給付金を一時金で受け取れます。治療給付金はオプション(特約)ではなく、主契約(基本保障)です。


 

 

 

2.治療給付金の給付条件

「ガン保険ガードエックス」の悪性新生物治療給付金は、入院・通院にかかわらず、公的医療保険制度の給付対象となる所定の三大治療のいずれかひとつでも治療を受けたら、給付金100万円が支払われます。(充実コースの場合)

また、最上位の進行度を示す病期(ステージIVなど)と診断された場合、三大治療にかかわらず入院または通院をすると、悪性新生物治療給付金100万円が支払われます。(充実コースの場合)
※三大治療とは、手術、放射線治療、抗がん剤治療を指します。

上皮内新生物の場合には、治療を目的として、公的医療保険制度の給付対象となる所定の手術・放射線治療・抗がん剤治療のいずれかを受けたときに上皮内新生物治療給付金50万円が受け取れます。(充実コースの場合)

基本コースの場合、上記支払事由に該当すれば、悪性新生物は50万円、上皮内新生物は25万円が一括で支払われます。

■悪性新生物とは?
ガン細胞が基底膜以降の組織に浸潤している状態のガンです。
血管やリンパ管を通って他の臓器へ転移するものをいいます。

■上皮内新生物とは?
ガン細胞が上皮内にとどまっており、基底膜以降の組織に浸潤していない状態のガンです。
上皮内新生物は切除すれば転移する危険性はないといわれています。

悪性新生物・上皮内新生物
(アフラックのパンフレットより抜粋)


 

 

 

3.治療給付金は通算5回まで

治療給付金は1年に1回、支払事由に該当すれば支払われますが、通算5回までの支払いとなります。

治療給付金(メットライフ生命)

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命等、他社のがん保険の診断給付金は2年に1回等の支払いで、回数は無制限としている会社が多いです。

回数は無制限とはいえ、2年に1回の診断給付金を何回も受け取るということは難しいように思います。実際、2年に1回の診断給付金を6回以上も受け取る方はどれだけいらっしゃるのでしょうか?

特に放射線治療や抗がん剤治療が長期化した場合を考えると、1年に1回、通算5回の治療給付金を受け取れる方が有用だとも考えられます。

「ガン保険ガードエックス」では、診断給付金は特約(オプション)扱いになっています。
悪性新生物と診断された場合には、悪性新生物診断給付金は1回のみ支払われます。上皮内新生物と診断された場合には、上皮内新生物診断給付金が2年に1回を限度に支払事由に該当するたびに支払われます。


スポンサーリンク



 

 

 

4.保険料は?

保険料はどの程度でしょうか。下記条件で試算してみました。

基本コース(シンプルタイプ)
被保険者:30歳男性
保険期間:終身
保険料払込期間:終身

月額保険料:1,559円

主契約のみの基本コース(シンプルタイプ)だと、30歳男性で月額1,559円です。主契約は、ガン治療給、ホルモン剤治療給、ガン通院、ガン先進医療です。更に保険料払込免除が主契約(基本保障)にセットされているので、ガン(悪性新生物)と診断されると、以後の保険料払込は不要となります。(上皮内新生物の場合は対象外)

現在加入のがん保険の一時金の保障をもう少し増やしたいという場合には使い勝手が良い商品でしょう。


 

 

 

5.他社の治療給付金

オリックス生命の『がん保険Believe[ビリーブ]』にもがん治療給付金があります。支払回数は無制限(2年に1回限度)ですが、がんの治療を目的として入院を開始したときという支払要件があります。上皮内新生物も同額保障です。

「ガン保険ガードエックス」の治療給付金は通算5回までの支払いですが、支払事由に該当すれば、1年に1回支払われ、入院という要件もありません。

楽天生命の『ガン診断プラス』にもガン治療給付金があります。初めてガン(悪性新生物)と診断確定されてから1年経過後に入院した場合に1年に1回、通算5回まで支払われます。メットライフ生命の「ガン保険ガードエックス」と異なる点は、上皮内新生物の場合には支払対象にならない点と、入院という要件がある点です。


 

 

 

まとめ

一時金はまとまった金額を受け取れるため、治療費だけでなく、収入の補てん等、様々な用途で使用することが可能です。その一時金を1年に1回複数回(5回限度)、受け取れる点は評価できると思います。


 

No.191

スポンサーリンク