これまで自動車保険を安くする方法をいくつかご紹介してきました。
『運転者を限定して保険料節約』
『家族限定と別居の未婚・既婚の子』
『代理店型にはない!?通販型自動車保険のインターネット割引等』
『自動車保険の年齢条件設定方法とは？確認すべきべき４つのポイント』
『自動車保険を節約する最も簡単な方法』
『車両保険の免責金額を設定して保険料節約！』
『車両保険の補償を絞って保険料節約!?』
『自動車を２台以上持っている方は保険料節約のチャンス』
『年間走行距離が短いと自動車保険は安くなる？』
全ての保険会社にある割引制度ではありませんが、既契約者から紹介してもらって自動車保険に加入すると保険料が割引きになる制度をご存知でしょうか？
今回は知り合いから紹介されて保険料を節約できる制度の内容と紹介割引制度がある保険会社をご紹介します。非常に簡単な内容の割引制度ですので、気になる方は、記事を参考にして保険料節約にお役立てください。
１．自動車保険の紹介割引の概要
紹介割引とは、紹介割引制度のある保険会社の既契約者（家族・友人・知人等）から紹介されて自動車保険に加入すると1,000円～2,000円程度（保険会社によって異なる）の割引きを受けられる制度です。
対象となる契約は、新規契約か他社からの乗り換え契約です。既に契約してる保険会社から当該割引を受けることはできません。
更に紹介者にも５００円程度の図書券やクオカードをプレゼントする保険会社もあります。
ポイントは紹介すると安くなるのではなく、紹介されると安くなるということです。この節約法を利用するには紹介割引制度のある保険会社の既契約者である知り合いを探す必要があります。
紹介されると割引されるという簡単な自動車保険節約方法なのですが、紹介割引制度のある保険会社の既契約者を探すのが、少し難しいかもしれません。
２．紹介制度がある保険会社
大手の損保会社で紹介割引制度がある会社は調べた限りでは無いようです。通販（ダイレクト）型の会社が当制度を取扱っています。
紹介割引制度のある主な保険会社の「紹介された側」と「紹介した側」のメリットは下記の通りです。
１）ソニー損保
紹介された側
初年度保険料を1,000円割引き
紹介した側
１名につき500円のクオカード
（紹介した人が見積もりをした時点で）
２）三井ダイレクト損保
紹介された側
初年度保険料を2,000円割引き
紹介した側
サーティワン アイスクリーム 500円ギフト券
３）チューリッヒ
紹介された側
初年度保険料を最大2,500円割引き
（年間保険料が15,000円未満の場合：1,500円割引）
（年間保険料が15,000円以上の場合：2,500円割引）
紹介した側
１名につき1,500円相当のお米ギフトカード
４）アクサダイレクト
紹介された側
保険料を1,000円割引き
紹介した側
選べるギフト
（紹介した人が見積もりをした時点で）
割引額が最も大きいのがチューリッヒで2,500円ですが、チューリッヒは年間保険料によって割引額が異なる点に注意が必要です。
ＳＢＩ損保やセゾン自動車火災保険、イーデザイン損保にも紹介制度がありますが、保険料割引きではなく、デジタルギフトなどです。紹介する側、紹介される側の両方がギフトをもらえます。
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３．自動車保険だけではない
セゾン自動車火災保険では自動車保険だけではなく、火災保険にも同様の紹介制度があります。また、ＳＢＩ損保も自動車保険だけでなく、がん保険で同様の紹介制度を行っています。
４．紹介制度利用時の注意点
保険料の割引きは紹介された初年度のみが対象なので、ご注意ください。次年度以降は割引きの対象にはなりません。
また、紹介してもらえないと、この節約法は利用できないので、紹介者を探す手間がかかる節約方法です。
なお、三井ダイレクト損保は紹介制度を利用して契約する場合、電話での契約になるので、インターネット割引が適用されません。
インターネットで契約すると、最低でも4,000円（年払の場合）の割引があります。よって、インタネットを利用して契約する予定の方については、紹介される事にメリットはありません。
まとめ
紹介制度の保険料割引には、適用条件がありますので、詳細につきましては各社のHPなどでご確認ください。
色々な保険料節約方法がありますが、手っ取り早く保険料を節約する方法は複数社の自動車保険を比較することでしょう。複数社の見積もりを比較するのであれば、下記の一括見積もりサービス（無料）をご利用ください。
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最終更新日：2018年1月20日
No.156