自動車保険の使用目的を設定する際に押さえておくべき5つのポイント

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自動車保険の『車の使用目的』を決める際の基準をご存知でしょうか?車の使用目的を正しく設定することは補償の面でも保険料の面でも重要です。

「使用目的」の設定が誤っていると、事故の際に補償の対象外となってしまう可能性がありますし、ムダに保険料を支払うことになる原因ともなります。

使用目的を設定する際にご注意いただきたいポイントがありますのでご紹介します。今回の記事を参考に車の使用目的を適切に設定して頂ければと思います。



1.車の使用目的とは?


車を業務に使用する場合、通勤・通学に使用する場合、日常・レジャーで使用する場合等、車の使用方法によって事故のリスクが異なるため、自動車保険契約時に車の使用目的を告知する必要があります(商品によっては告知の必要がない場合があります)。

自動車保険は、事故のリスクが高い場合には、保険料が高くなり、事故のリスクが低ければ、保険料は安くなります。車の使用目的によって事故のリスクは異なるので、自動車保険の保険料も異なります(商品によっては使用目的で保険料が異ならない場合があります)。


 

 

 

2.使用目的の種類

車の使用目的には下記の3種類があります。

【車の使用目的】
①業務使用
②通勤・通学使用
③日常・レジャー使用

以下の通り、保険料が一番高いのが、『業務使用』で、『日常・レジャー使用』が一番安くなります(商品によっては、使用目的で保険料が変わらない場合があります)。

『日常・レジャー使用』 < 『通勤・通学使用』 < 『業務使用』

ソニー損保の場合、使用目的は「主に家庭用」か「主に業務用」の2区分です。通勤・通学に車を使用していても使用目的は「主に家庭用」になります。


 

 

 

3.使用目的の判定基準

それぞれの使用目的の判定基準は下記の通りです。尚、使用目的の判定は記名被保険者(主に車を使用する人)だけではなく、契約車両を使用する全ての方の使用実態を考慮し、決定する必要があります。


 

1)業務使用

契約の自動車を定期的にかつ継続して※1業務(仕事)に使用している場合、「業務使用」となります。


2)通勤・通学使用

業務使用に該当せず、契約の自動車を定期的にかつ継続して※1通勤・通学に※2使用している場合、「通勤・通学使用」となります。

尚、通学とは、学校教育法またはその他の法律に定める学校(幼稚園・小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・大学・高等専門学校・盲学校・ろう学校・養護学校・専修学校・専門学校等)への登下校をいいます。

保育園(保育所)、介護ケアセンターへの送迎は「通勤・通学使用」とはならず、「日常・レジャー使用」となります。


3)日常・レジャー使用

業務使用、通勤・通学使用に該当しない場合、「日常・レジャー使用」となります。休みの日にドライブに行く場合や、買い物に行く程度の使用であれば、「日常・レジャー使用」に該当します。

 

※1「定期的にかつ継続して」とは、年間を通じて月15日以上の使用頻度をいう。
※2通勤・通学には最寄り駅等への家族の送迎を含む保険会社と含まない保険会社がある。

よくある質問で、「使用目的を『日常・レジャー使用』で設定していて、たまたま仕事で車を使った場合に事故を起こしたら補償対象外になるのか?」や「使用目的を『通勤・通学使用』で設定していて、たまたまプライベートで車を使った場合に事故を起こしたら補償対象外になるのか?」と聞かれることがあります。

上記質問の場合、どちらも補償の対象となります。

使用目的が正しく設定されていれば、たまたま他の使用目的で車を使用している際に事故を起こしても補償対象となりますのでご安心ください。


 

 

 

4.判定基準が異なる?

3種類の使用目的の中で判定基準が保険会社によって異なるものがあります。それは『通勤・通学使用』です。

『通勤・通学使用』の判定基準は下記の2種類あり、それぞれの判定基準を使用している主な保険会社は下記の通りです。


 

①『業務使用』に該当せず、定期的かつ継続して契約自動車を通勤・通学(最寄り駅などへ送迎する場合を含む)に使用する場合

・アクサダイレクト
・イーデザイン損保
・三井ダイレクト損保
・SBI損保  など

 

②『業務使用』に該当せず、定期的かつ継続して契約自動車を運転者本人が自らの通勤・通学に使用する場合

・損保ジャパン日本興亜
・三井住友海上
・東京海上日動
・あいおいニッセイ同和
・セゾン自動車火災  など

上記のように保険会社によって使用目的の判定基準が異なる場合がありますので、例えば通学のために子供を最寄り駅等に送迎している場合に『通勤・通学使用』になる会社と『日常・レジャー使用』となる会社があります。

子供や配偶者を最寄の駅等に車で送り迎えしている方は、使用目的を設定する際に注意するとともに保険会社を変更する際にも判定条件が異なる可能性があるので、ご注意ください。

以前は、損保ジャパン日本興亜や三井住友海上等も判定基準が①の最寄り駅等への送迎も『通勤・通学使用』にしていました。数年前から判定基準が変更になっていますので、ご注意ください。


 

 

 

5.虚偽の申告をすると・・・

車の使用目的は告知事項と通知事項に該当します(商品によっては告知事項、通知事項に該当しない場合があります)。

保険料を安くするために虚偽の申告をしたり、使用目的の変更を通知しなかった場合は、告知義務違反や通知義務違反となります。

告知義務違反や通知義務違反に該当すると保険契約は解除され保険金が支払われない場合がありますので、ご注意ください。

また、逆に『日常・レジャー使用』でいいところを『通勤・通学使用』で設定してしまうと、ムダに高い保険料を支払うことになってしまうので、その点にもご注意ください。


 

 

 

6.保険期間途中での使用目的の変更も可能

本来の使用目的と設定している使用目的が異なっている場合には、早急に変更するようにしてください。使用目的の設定が誤っていると補償が受けられない場合や、保険料のムダになる場合があります。

使用目的は、保険期間の途中でも変更可能です。使用目的の変更が必要な場合は、代理店や保険会社のカスタマーセンターへご連絡ください。



 

 

 

まとめ

使用目的が『通勤・通学使用』の方が保険会社を変更すると、使用目的を『日常・レジャー』使用に変更でき、保険料を安くできる可能性があります。

保険会社を上手に選び、保険料節約にお役立てください。保険料を比較して保険会社を選ぶのであれば、複数社の見積もりを比較できる『自動車保険一括見積もりサービス(無料)』をご活用ください。


 
最終更新日:2017年10月9日
No.47

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2015年5月27日 | カテゴリー : 自動車保険 | 投稿者 : 保険FP